翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

ピーナッツひと袋

 昨日は、ようやく熱が下がってきたものの、まだ塾の仕事には行けないので、家で増刷前のチェックを。

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  今回は、校正の方が表記のばらつきに関するリストを送ってくれたので助かりました。初刷りの時にも結構ちゃんと見たつもりだったのに、少しですが、まだ残ってましたね。それにしても校正の方は、よくこんなに細かくチェックできるなあ。

 今回、リストをもらって指摘された表記のゆれのひとつは、「ピーナッツひと袋」と「ピーナツ1袋」でした。

 ありがとう、Mさん、と思いながら、うしろのやつを「ピーナツひと袋」に直してください、と連絡したら、返事があって、「ピーナツ」にします? それとも、「ピーナッツ」ですか? え? なになに? ああ、「ナツ」と「ナッツ」か! わかってなかった。(ー ー;)

 じゃ、歯切れよく「ナッツ」で。とお返事。

 

 それにしても、この2箇所、100ページ以上離れてるんですよ。「1」と「ひと」は、よくあるゆれなんで気づくとしても、「ピーナッツ」と「ピーナツ」、よく気づくなあ、と感心したしだい。

 そういえば、「サンドウィッチ」と「サンドイッチ」、「ショーウィンドー」と「ショウウィンドウ」と「ショーウィンドウ」、なんかはゆれちゃいますね。

 

 ミスはなかなか完全に0にはならないけれど、昨日の校正で、また0に近づきました。気持ちいい。

(M.H.)