翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

ACL グループステージ MD5 AWAY vs シドニーFC

 0−0△ (4月20日(水)現地20:00〜 @シドニー・フットボールスタジアム)

 アウェイで大人の試合。8年ぶりの決勝トーナメント進出決定!

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  前半こそよく攻めて好機をたくさん作ったが、ゴールが決まらず。荒れたピッチでしだいに疲れが見える中、最後は無理しなかった。2日前にラグビーの試合をしたというピッチは、ゴール前に、ラグビーのゴールポストの穴を塞いだ跡が見える。それでも立ち上がりは浦和がボールを回した。5バックのサイドの内外を裏へ通すパスがよかった。だが、決めきれず。しだいにシドニーも押し返してくる。

    終盤は互いに得点機をうかがいはするが、バランスを崩してまで攻撃はせず。シドニーは昨日の時点で突破が決まっていたことも幸いした。ドローでうちもGL突破が決定。広州、浦項のいる死のグループで、よくやった。

 試合を消化するにつれて、激しい当たりや、荒れたピッチでの戦いにも順応してきた選手たちを褒めたい。GL最終戦は5月3日、埼スタで浦項戦。シドニーはアウェーで広州戦なので、勝てば十分に一位通過の可能性がある。

 

 先発は西川、槙野、遠藤、那須が累積の森脇のポジションに。柏木、阿部、右関根、左梅崎、ズラタンのワントップ、シャドーは武藤と李。ズラタンが着地の際に相手の足にのり、足首を捻挫したようだ。ちょっと心配。この先、暑くなり、リーグ戦も佳境に入るが、やはり選手の固定化が不安。この日は、興梠、青木、駒井が交代で入ったが、加賀はまたも出場機会を与えられなかった。

 レギュラーの疲弊、控え組の連携不十分によるシーズン終盤での失速を、ミシャがどう回避するかが毎年の課題。最近の試合を見ているとまた少し不安になってくる。

 それにしても遠藤の加入はほんとうに大きい。今季の守備の安定はこの人なくして語れない。この日も屈強なシドニーの選手相手にうまい守備を見せた。槙野も体をはり、那須も久々の先発起用によく応えた。

 

 ホーム&アウェーのトーナメントの緊張感が今から楽しみだ。ラウンド16は、ソウルor山東らしい。

 ん?   遠藤はU23の試合とかぶる?

(M.H.)