ちょっと先ですが、9月19日(祝・月)午後に、銀座にある子どもの本の店、教文館ナルニア国で、『ハーレムの闘う本屋』の朗読会をやります。
いずれ、ナルニア国のホームページで受付の詳細がアップされると思いますので、その節はよろしくお願いします。
昨年も、川越と柏の子どもの本屋さんで同じ本の朗読をやらせてもらったのですが、この本、主人公のことを、周囲のさまざまな人物が一人称で語る形式で書かれた本なので、朗読にむいているんですよね。収録されているラングストン・ヒューズの詩も読みたいと思います。実在した主人公、ルイス・ミショーさんの映像と肉声も見て、聞いてもらう予定。
また、10月には、ウーリー・オルレヴ作『走れ、走って逃げろ』を、訳者の母袋夏生さんが朗読する会もひらかれるそうです。
翻訳者の多くは、訳しながら自分の書いた日本語を声に出したり、頭の中で読んだりして、音やリズムを確かめているんじゃないでしょうか。自分の書いた文章ですから、外国文学の朗読は、それを訳した人が一番朗読がうまいはずです。あくまで「はず」ですが……。
お楽しみに。
(M.H.)