翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

重版出来! 『星の使者 ─ガリレオ・ガリレイ─ 』

 テレビドラマで存分に楽しんだ『重版出来!』 先週の金曜日、原作のコミック第1巻を買って帰ったら、訳書の重版のお知らせが届いていました。やたっ!

星の使者―ガリレオ・ガリレイ

 

 この前も、ドラマの記事をアップしたら、重版見本が届いたので縁起がいい。コミックを1巻買うごとに重版の連絡が来たりして……。そんなわけないか。

 

 ということで、『星の使者 ──ガリレオ・ガリレイ』が8刷です! 初版は1997年ですから、20年間、こつこつ売れています。ありがとうございます。

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 国際アンデルセン賞受賞作家で、日本でも人気があるピーター・シスが描く、ガリレオの生涯。手書き文字は『タンタンの冒険』の手書き文字でも知られる、大川修さんです。

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 この文字、フォントじゃないんですよ。大川さんの手書きです。もちろんルビも!

 

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 こういう描き込みが、シスの特徴のひとつ。

 

 七夕前後は夜空を見る人が多いんでしょうね。この本が書店に多くならんでくれるとうれしいです。ほんとうにきれいな絵本です。ガリレオの信念や科学的なものの見方、地動説のおかげで陥ったつらい境遇もしっかりと描かれています。

(M.H.)