翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

外大ロシヤ語科

    先日、同じ東京外大のロシヤ語科を卒業し(なぜか、ロシア、じゃなくて、ロシヤ、と表記します)、しかも、以前同じ会社にいた後輩二人と久しぶりに飲んできました。一人は部活まで同じ。

f:id:haradamasaru:20160803225450j:plain

 今は三人のうち一人しかその会社には残っていないのですが、年齢も近くて、入社後すぐに愛媛の工場の寮ですごした仲間です。一人は、結婚式の司会をわたしが務めています。互いの家族のこと、大学、会社の共通の知人の消息を交換しながら、あっという間の3時間でした。

f:id:haradamasaru:20160803230101j:plain

 

    三人とも、ロシヤ語を活用しているとは言えない今の仕事ですが、外大卒の、まわりに流されない(まわりから浮く、とも言う)感じは健在。(あ、個人的感想です。)もう、五十台後半の身としては、そうそう変わり身もできない年齢になり、いい意味の頑固さに、なんか安心しました。たまにはこういう飲み会もいい。次は忘年会だ。

 

 そう言えば、あの二人、どうしてロシヤ語科に入ったんだろう……。わたし?    それはやっぱりロシヤ文学の影響で、トルストイの『戦争と平和』をロシヤ語で読もうと思ったんですが、あれ、冒頭はフランス語なんですよねー。

(M.H.)