昨日は暖かい秋晴れ。昼前に散歩に出ました。
上品なピンク色の実。マユミ(檀・真弓)でしょうか。このあと、割れて中から真っ赤な種が顔をのぞかせるらしい。
そのほか、秋たけなわで、たくさんの庭木に実がついていました。
柑橘類はたくさんあって、種類が見分けられません。
一時間の散歩で見た柑橘類は、10種類じゃききませんでした。ふつうの温州みかんに似たもの、夏みかんのように大きなもの、ゆずやすだちに似たもの……。こんなに植わってたんだ、とびっくり。
ぐるりと回って、自宅近くまで帰ってくると、庭の周囲がぜんぶ柑橘類というお宅がありました。枝に「みかんとるな」の小さな白い札。そのむこうに、手入れをしていらっしゃるご主人の顔がのぞきました。お話をすると、生垣を全部ぬいて柑橘類にしてしまったそうです。少しずつ色や形のちがったものがたくさんなってました。
でも、あれじゃ「とるな」というほうが無理かも、と不謹慎なことを思ってしまいました。なにしろ生垣代わりなので、道に黄色い実がたくさんはみ出てるんですから。自分が小学生だったらとるかな? たぶんとってるな。ひとつくらいは……。で、きっとドキドキして、夜、布団に入ってから後悔するんだろうな。明日、謝りに行こう。いや、もうとっちゃったものはしかたない、とか……。
こちらはアケビ(木通・通草)。フェンスにはわせている家があちこちに。
コムラサキ(小紫)。
これはなんの木でしょうか?
赤茶色の実の表面が、少ししわしわになってました。
帰りは、最近気になるパン屋によって、あれこれゲット。このパン屋、昼過ぎに行くと、もうあまり残っていない。夕方にいくと、売り切れてしまっていることも。昨日はいろいろ選べました。安くて美味しい小さなパン屋です。
収穫の多い散歩でした。
(M.H.)