翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

ロシヤの仲間たち

 先日、友人が、モスクワに留学していた娘さんを迎えにいき、こんなお土産を買ってきてくれました。

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 拙訳、『30秒でわかる地球』と『30秒でわかる宇宙』(いずれも三省堂より)のロシヤ語バージョンです。「ゼムリャー・ザ・トゥリッツァツィ・セクンド」、「コースモス・ザ・トゥリッツァツィ・セクンド」と読みます、たぶん……。私はかろうじて東京外大ロシヤ語学科卒業ですが、これくらいが関の山で、頭には、ほんとに何にも残ってません。

  こちらが日本語版。もちろん、原書は英語です。

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 おそらく、コープロダクションで、アジアのどこかで一緒に印刷された仲間なのだと思います。なんかうれしいですね。

 

 しかし、ほんとに、あの外大での4年間はいったい何だったんだろうかと思います。よくあれで卒業させてくれました。4年間の成績(優・良・可の3段階)で、とった優は三つだけ。体育と保健体育と国際関係論です(笑)。中嶋嶺雄先生の国際関係論は面白かったなあ……。

 今の後輩たちはちがいますよ。みんな優秀です。まじめに勉強しています。いや、じつは今の学生だけじゃなくて、あとで同級生たちに聞くと、もっとちゃんとみんな優をとっていたみたいですが……。

 

 たまたま、さっきFBで、当時下宿していた東十条近くの神谷町の話が出たので、思い出して書いてみました。

 

(M.H.)