今日は雪のため、二ヶ月に一度の読書会はお休みになりました。『ミス・ビアンカ、くらやみ城の冒険』読んでいったのになあ。
なぜかメールが届かず、会場の「イングリッシュブルーベル」まで行ってしまいました。でも、雪の日に表を歩くのも一年に一度ならいいものです。いつもよりゆっくりと走る列車の中から、ぼんやりと雪景色をながめていました。雪国の人には申し訳ありませんが、きれいでした。
マンション前の公園もこの通り。
拙訳『オオカミを森へ』の中で、主人公のフェオは、雪の積もったロシヤの針葉樹の森の中をオオカミの背に乗って走りますが、二十代のころに仕事で行った西シベリアの森は、雪がふるとほんとうにきれいでした。毎日零下20度から30度、というのはちょっと勘弁ですが。この表紙の上のほうに描かれている森のイラストは、ロシヤの針葉樹の感じがよく出ていると思います。イラストレーターのオンビーコさん、フィリピンの人なのにね。
(M.H.)