読売新聞の土曜日夕刊に、月いちで連載していた本の紹介コラム、「空色ブックガイド」、紙面刷新に伴い、来週土曜日24日のわたしの担当分が最終回となります。先日、担当の編集者さんお三方、もう一人の執筆者、なかがわちひろさん、イラストの丹地陽子さん、わたしの6人で、ちょっと早い打ち上げをしてきました。楽しかった。
『ペーパーボーイ』の装画で知った丹地さんのイラストが大好きで、このコラムの話をいただいた時に、即「イラストは丹地さんで!」とお願いしたくらい。上の写真は丹地さんの肉筆画。息子の背中にそっくりで、部屋に飾っています。
というわけで、丹地さんの隣にすわっていささか緊張していましたが、楽しいひとときでした。最後に握手してくださって、ほんとうにありがとうございます。アイドルの握手会に行くファンの気持ちが初めてわかりました(笑)。
もうひとりのコラム執筆者、なかがわちひろさんとは、たぶん、昔、徳間書店の編集部ですれちがっているのですが、ちゃんとお目にかかるのははじめてでした。
なかがわさんが翻訳、そして挿絵を担当された『ふしぎをのせたアリエル号』ですが、なんと、原作がアメリカで復刊されるにあたり、なかがわさんのイラストが入ることになったそうです。こんな逆輸入(?)みたいなことがあるんですねえ。
その経緯はなかがわさんのブログでどうぞ。
さて、最終回にわたしが紹介するヤングアダルト本2冊のテーマは、「ぼくだけに見えるもの」。お楽しみに。読んで感想を書いてくれた中一の男の子の文章が大人顔負けでびっくりですよ。
(M.H.)