翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

ミシシッピ川沿いを南下

   昨日は別の作品で、ロンドンはダウニング街10番地の裏の芝生でバンドの練習してたんですが、今日は主人公とともに、往年のスポーツカー、オースティン・ヒーリー・スプライトに乗って、ミシシッピ川の河口をめざしました。

 

『ペーパーボーイ』の続編、『コピーボーイ』の話です。

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  先日メンフィスを出発した主人公は、ミシシッピにそって走る国道を一路南下していました。途中、ニューオーリンズに寄って、今日はついに河口の町、ヴェニスの目的の家に到着。

 ポンチャートレイン湖を渡る橋を通ってニューオーリンズへ行き、

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さらに、河口へと続く23号線を走って、

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ヴェニスの街へ。

しかし、ミシシッピ川の河口ってこんなふうになってるなんて、全然知りませんでした。たしかに、これじゃ主人公じゃないけど、どこが河口かわからん。

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目指す家は、原作の記述によると、たぶんここらあたり。マジ、ピンポイトでわかる。

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ストリートビューだとこんな感じ。洪水に備えた高床式です。まあ、この家ではないと思いますが、似たような造りです。

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 これもひとえに、グーグルマップ様のおかげ。地図はよく調べるけれど、ここまではっきり経由地や行き先が出てくる物語は少ないかな。固有名詞を調べるのは大変ですが、おもしろい。ストリートビューの機能はとくにおもしろくて、翻訳ほうっておいて、あちこち「歩きまわって」ます。

 

 

 さあ、今から「ぼく」は川に出るぞ! あ、ちょっぴりロマンスも……。

 

(M.H.)