翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

イーゴリ・オレイニコフさんの絵本

 火曜日、12月にやる洋書の森のイベントの打ち合わせで、神保町の日本出版クラブへ。神楽坂から移転して、初めていきましたが、かっこいい建物でした。(あ、イベントの詳細はまた別途。12月7日(土)というのは決まってます。あけておいてくださいね。)

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【 日本出版クラブ 

  新しいビルはモダンな内装で、ロビーは吹き抜けの書棚。かっこいい。神楽坂の建物も風格があったのですが、こちらもなかなか。

    打ち合わせが終わって、帰り際に同じビルに入っているJBBY(日本国際児童図書評議会)をのぞくと、いつもニコニコのTさんが、国際アンデルセン賞の画家賞をとった、ロシアの作家、イーゴリ・オレイニコフさんの絵本を何冊か見せてくれました。

 うーん、すばらしい。ちょっとちがうかもしれないけれど、ショーン・タンの絵本を初めて見た時の衝撃に近いかもしれない。いや、もっとすごいかも。

 ロシア語ができるなら訳したい。って、わたしは外大のロシヤ語科卒なのですが、ぜんぜん読めない。ほんとに勉強してなかったんだろうなあ。ま、ところどころ、わかる単語もあるんですが、中1が英語の絵本見た感じ。うーん、わかるなら訳したい。日本でも読者がつくと思います。大人が楽しめるのがいい。子どもも得体の知れない力を感じると思います。

 

 と、いうわけで、眼福にあずかったあとは、池袋で翻訳勉強会。

 充実の1日でした。

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(M.H.)