翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

『ぼくは川のように話す』、第69回産経児童出版文化賞に選定!

 第69回産経児童出版文化賞の翻訳作品賞に、拙訳『ぼくは川のように話す』(ジョーダン・スコット文、シドニー・スミス絵、偕成社)が選定されました。ありがとうございます!

 翻訳作品の評価は、とりわけ絵本は、原作の力によるところが大きいわけですが、少しでも力になれたのであればうれしいかぎりです。

 

 大賞は、岡田淳さん作『こそあどの森のおとなたちが子どもだったころ』(理論社)。その他部門賞や選評はこちらのリンクを。

【 産経児童出版文化賞 8点の受賞決まる - 産経ニュース 

『ぼくは川のように話す』の選評は、選考委員の落合恵子さんが書いてくださいました。うれしいです。

 

 翻訳作品賞はもう一作あって、『真夜中のちいさなようせい』(シン・ソンミ絵・文、清水知佐子訳、ポプラ社)です。

 

note.com

 上のnoteの記事で、翻訳された清水さんのお話が読めます。原書も一部動画で見られますよ。原作者のシン・ソンミさんは韓国では人気のイラストレーターさんだそうですが、この本、まだ読んでません。きれいな絵。こういう輪郭のある絵、好きです。『ぼくは川の……』のシドニー・スミスさんと、ある意味対照的な画風ですね。これは読みたい。買います!

 

(M.H.)