翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

埼スタに声がもどってきた!

 先週の水曜日、8月10日はルヴァンカップ準々決勝第2戦、対名古屋グランパス戦でした。2年以上ぶりの声出しOK(ゴール裏だけですが)の検証試合。

 ほんとに久しぶりにチャントしました。新しいチャントは覚え切れていないが、いやあ、気持ちよかった。いつもは選手のウォームアップ時から声を出すのだけれど、この日はなし。

 選手の入場に合わせ、満を持して「浦和レッズ」コールから「サロコンテ」。しびれました。

 検証試合ゆえ、ゴール裏は二分の一ですが十分の声量。指定席は声出し不可、収容人員の半数までだったので、2万3千くらいの観客数でした。ゴール裏は試合が始まると飲食不可。アルコールはもちこみ禁止でした。

 

 詳しくは、下にリンクを貼ったNumberの飯尾さんの記事をぜひ。すばらしいレポートです。チャント名まですべて拾ってあります。

number.bunshun.jp

 そうなんです。この日、コールリーダーはチャントの順番や出しどころを綿密に計算してあったと思われ、もう、最高の流れでチームをサポート。3−0の快勝でした。ただし、ゴール裏以外は声を出せず、したがって「We Are Reds!」のコールは封印。Weって叫びづらいじゃないですか、声出せない人がいるんだから。

 勝ったあとのWe Are Diamondsの合唱も、やはり、Weにこだわり、やるつもりはなかったんじゃないかと思われ、それでも、選手が並んでしまったので、やや間があって始まりました。涙が出ましたねえ。

 この日ピッチとベンチにいた選手たちで、埼スタでサポーターのチャントを聞いたことがあったのは、西川と岩波だけ。それほどにリカルド監督がこの2年でチームを作りかえたのですが、サポーターとの一体感がそのインターバルを超えてつながった時間でした。

 We Are Diamondsが終わってからも、しきりに北ゴール裏サポーターを見上げていたモーベルグのうれしそうな、そして驚いた表情が印象的でした。

 

 その後、リーグ戦のアウェイ磐田戦では0-6と快勝、明後日はACLのラウンド16、来週月曜の準々決勝と、埼スタでの試合が続きます。もちろん参戦。ただし、今度は声が出せない指定席ですけれど。

 

 サッカーの内容もよくなってきたし、期待しかない。

 

(M.H.)