翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

大阪出張

 月曜、火曜と大阪出張してきました。

 これはライトアップされた大阪城。石垣の石の大きさにはびっくり。

 

 京都で、お盆に行けなかった墓参りをすませ(大谷祖廟)、青山豆十本舗(https://aoyama-mamejyu.wixsite.com/mamejyu)で青山さん一家とおしゃべり(息子さんがうちの息子の友人。ほんとにここのお菓子おいしいんです! あ、おみやげ下さってありがとうございました!)、お煎餅、豆菓子を購入後、大阪へ。いつもは素通りして岡山まで行ってしまうので、大阪でおりたのはほんとうに久しぶり。というか、大学時代に大阪外大との定期戦でおりて以来かもしれない、というくらい記憶がない。いや、サラリーマン時代に出張で来たか……?

 大阪城のそばに泊まり、火曜日午前中、大阪市立中央図書館で、大子連(だいこれん=大阪府子ども文庫連絡会)主催の講演会。「子どもたちにとどけたい同時代の海外文学」というタイトルで、自分の訳した本を紹介しながら、戦争や差別に関連するお話をしてきました。80名ほど集まってくださったみなさん、熱心に聴いてくださってありがとうございました。大子連のスタッフのみなさんとのお話も楽しかったです。コロナ禍でイベント開催は大変だと思いますが、いろいろ行き届いたご配慮をいただき、感謝しています。

 

 じつは、当日朝、ぎりぎりまで見ていたメモ書きだらけのレジュメをホテルの部屋に忘れる、という失態がありました。かなりパニクったんですが、iCloudでデータ共有しているスマホから元の文書を会場の図書館にメール添付で送り、印刷してもらう、という技を使って、なんとかピンチを脱しました。

 でも、話し始めると思うようにまとまらず、それぞれの本について、テーマに沿ったひと言を言ってから次の本に移るはずが、あっちこっちに話が飛び……。


講演は何度やっても思うようにはいきません。

 

 終了後、いつもはzoomで顔を合わせている翻訳勉強会の関西在住の三人とお茶。やっぱり、じかに話せるのはいいですね。

 

 みなさん、お相手ありがとうございました。

 

 

 

 京都、大谷祖廟。

 

 まだ暑い昼間の京都。平日だし、人通りは少なかった。

 

 大阪市立中央図書館ロビー。当然、セレッソ推し。翌日、わがレッズは0−1で負けることに……。うーん。

(M.H.)