翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

ビーナスライン

 無言館を訪れたあと、ビーナスラインに北側からアプローチ。上田から美ヶ原公園沖線を西へ。この道は大好きです。信号がまったくなく、交通量もいつも少なくて、だらだらと登っていくのどかな道です。

 この日は朝から夜まで快晴、どこへ行っても雲一つない青空でした。

 走るとけっこう寒くて、高速に乗ってすぐ、PAで重ね着しました。その時、隣に入ってきた赤のGOLDWINGの方とおしゃべり。GOLDWINGはいいなあ。1300ccですよ。うちの車と同じくらい。シートにヒーターついてるそうです。バックギアもある。もう仕事は引退した方らしく、先週は磐梯山へ行ってきた、今日は善光寺参りだ、と言ってました。うらやましい。

 

 高原美術館の手前にある白樺林。ここは夏は緑一色。急な登りワインディングが続いたあとで、このあたりだけ平坦なので、よくここでバイクを停めます。

 休んでいたら、150ccに二人乗り(!よくやるなあ)の男子大学生たちが来たので、おしゃべりして、写真を撮りあい。夏は、やはり、その150cc(車種は確かめなかった)に2ケツで九州を1週間走ったそうです。若いなあ。とても仲のよさそうなイケメンの男の子たちで、丁寧な言葉づかい。社会人になったら大きなバイクを買って……、と、とても楽しそうでした。

 

 

 美ヶ原高原美術館から北を望む。絶景。

 

 美術館から南下。一面クマザサに覆われた斜面。いわゆる高木限界を超えてるんでしょうね。11月下旬でビーナスラインは閉鎖になります。

 

 

 霧ヶ峰の分岐から南のススキ原。

 

 ここで昼食をすませた後、日が落ちるのが早いとわかっていたので、白樺湖あたりで給油後、麦草峠をぬけ、八千穂ICに出て、高速を走り帰宅。朝、6時前に出発、帰りは19時ごろでした。麦草で白駒池に行こうと思っていたのですが、駐車場にいっぱい車がいたので、やめました。人がいない時がいい。

 

 

 写真はすっかり日が落ちた寄居PA。5時半です。

 今日もダブヨンはよく走ってくれました。白樺湖からは無給油で家まで180キロくらい。いつもガス欠が怖くて、140キロくらいで給油するのですが、だいたい6リッターくらいしか消費していないことが多いので、信号待ちしてないし、いけるだろうと。

 W400は、リザーブまで11リッターあるので、回さなければ200キロは走るはずなんですがね。タンク容量は14リッターなので、リザーブだけでも3、40キロは走れるはずですが、おっかない。なにしろ、残念ながら燃料メーターがついてないので、走行距離で推定しながら走る、という、なんともクラシックなことをやってます。

 

 無事故、無違反、無転倒でした。

 

(M.H.)