翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

エルゴノミック・キーボード

 このキーボード、マイクロソフトのNatural Ergonomic Keyboard 4000 です。ergonomic は「人間工学の」。英語らしく発音すると、「アーゴミック」ですね。

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 別にマイクロソフトの回し者ではありませんが、これ、ほんとうに手首が楽です。パソコンはずーっとMacですが、正直、Macのキーボードは使いにくい。スタイリッシュでかっこいいんですが、すごく使いづらい。腱鞘炎になります。

 写真のキーボードを使いはじめてから、手首の痛みは皆無です。これは3台目。1台目はキーの上の文字が消えてきたので買い換え、2台目は、ついこの前、コーヒーをこぼしてオシャカにしたので、これは3台目。USBでつなぐだけで使えるのは簡単でいいんですが、ただ、Mac仕様じゃないので、一部、ショートカットキーが不明です。

 しかも、iMacを買い換えたら、前のiMacと同じ操作ができませんでした。買ってから数週間は、どこをどう押すと、何のショートカットなのかを見つけるのに試行錯誤。

 たとえば、かな漢字入力と英数字入力を切り替える、という、頻繁に使うキーは、以前は、「無変換」キーと、「カタカナひらがな」キーを押すだけで切り替わったのに、新しいiMacでは、反応しません。ショートカットが、なかなかわからず、ネットの情報を調べながら、ようやく、CtrキーとShiftキーを押しながら、「J」を押せばひらがな、「K」だとカタカナ、「 ; 」だと英数字に切り替わることがわかりました。これを見つけるのに1週間くらいかかったかなあ。

 まあ、でも、もう慣れたので、それほど不満はありません。強いて難を言えば、でかいので場所をとることくらい。

 それでも、やっぱり肩は凝るんですよねえ。どなたか、Mac仕様で手が疲れず、肩の凝らない、そして、安くて、できれば「いい訳語が自然に出てくる」キーボードをご存知ありませんか? (M.H.)