翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ツルハナナス、キンモクセイ

自転車で近所を走っていたら、フェンスにからめたツル植物がきれいな花を咲かせていました。ツルハナナス(蔓花茄子)というらしい。 なんとも涼やかな色のとりあわせに、思わず自転車を止めてパチリ。たしかに、ナスの花に似ているなあ。つぼみの紫から、ひ…

翻訳勉強会(2−12)リリーフピッチャー

昨日の続きです。勉強会のテキストで "reliever" という言葉が出てきました。野球のリリーフピッチャー(救援投手)です。ところが、「リリーフピッチャー」がどういう意味なのか知らないメンバーのほうが多かったのには驚きました。まあ、この日出席してい…

翻訳勉強会(2−11)「女性」問題

原作に登場する man, gentleman や woman, lady 、あるいは boy, girl をどう訳すかはけっこう頭の痛い問題です。

ファイナル5、まず1勝。

【2nd ステージ 第13節 HOME vs サンフレッチェ広島】 ◯3−0 (34' OG、50' 興梠、60' 高木、9月25日(日)15:00〜 @埼スタ) 内容的には互角ながら、きっちり勝ち点3をゲット。2nd首位、年間2位をキープ。年間3位以内が決定したので、CSへの出場が…

『BOOKMARK』05号

『BOOKMARK』05号が送られてきました! 金原先生、三辺さん、オザワさん、いつもありがとうございます! 今号の特集は「過去の物語が未来を語る」。拙訳『弟の戦争』もとりあげてもらいました。お隣のページには『チェルノブイリの祈り 未来の物語』(スベト…

『ペーパーボーイ』書評

今朝(2016年9月24日)の朝日新聞朝刊の書評欄「子どもの本棚」で、『ペーパーボーイ』をとりあげていただきました。 選者は、松本の子どもの本の店「ちいさいおうち書店」の店長、越高一夫さんです。ありがとうございます。 www.chiisaiouchihon.jp

ジョン・マクレイ、『フランドルの野辺に』

きょうも詩の紹介を。 『銃声のやんだ朝に』は、第一次世界大戦中にあった、イギリス・ドイツの最前線でのクリスマス休戦とサッカー試合をクライマックスに描くYA作品です。 銃声のやんだ朝に 作者: ジェイムズリオーダン,James Riordan,原田勝 出版社/メ…

ベン・ジョンソン "It is not growing like a tree"

先日の『ハーレムの闘う本屋』の朗読会で、作中に引用されていたラングストン・ヒューズや、ポール・ダンバーの詩を読みました。どれもとてもいい詩で、胸に刺さります。学生の時に授業で習ったシェイクスピアやワーズワースの詩はおもしろくなかったのに、…

W400、微熱あり。

昨日の台風に備えて、少し高い場所に移動しておいたW400。今朝、もとの位置にもどすついでに、空気圧調整(前輪がかなり減っていてびっくり)後、いつものお散歩コースをぐるり。

『ハーレムの闘う本屋』朗読会 御礼

昨日は、銀座の子どもの本の専門店、教文館ナルニア国で、拙訳『ハーレムの闘う本屋』の朗読会をひらきました。たくさんの方が参加していただいて、とても楽しく朗読ができました。初めての方、久しぶりに会う方、三度目の朗読会に三度とも来てくれた方、お…

翻訳書の読者を増やすために

『ダ・ヴィンチ・コード』などの翻訳を手がけていらっしゃる越前敏弥さんから問い合わせがあり、越前さんのコラム「出版翻訳あれこれ、これから」で、当ブログの出版翻訳の印税や契約についての記事を紹介していただきました。ありがとうございます。 dotpla…

勝ち点2差につめる

【2nd ステージ第12節 AWAY vs FC東京】 1−3◯(77' 李、85' OG、87' 興梠、9月17日(土)19:00〜 @味の素スタジアム) テレビ観戦。大宮が川崎に勝ってナイスアシスト。川崎との年間勝ち点差2に。

読書会『ジム・ボタンの機関車大旅行』

さて、一昨日の記事で読書会の話を書こうと思ったら、結局、子どもの本を大人が書いたり、訳したり、選んだりすることの難しさ、という話になってしまいました。今日は、もう少しこの本のことを。 これはドイツ語版の表紙です。メンバーのKさんが川越市立図…

読書会 ── 子どもの本を訳す時には

月曜日は、二ヶ月に一度の古典児童書を読む会でした。課題本はミヒャエル・エンデが1960年代に書いた『ジム・ボタンの機関車大旅行』。日本で翻訳紹介されたのは1980年代になってからなので、子どもの頃に読んだ人はいませんでした。昨日の乗り物の擬人化の…

乗り物の擬人化は……

W400とチェリーセージです。下のほうはアップルミントかな?(川越のイングリッシュブルーベルにて) 入院して二度のフラッシングののちに退院、一応復活したW400ですが、水没以前の状態に完治したのかといえば、よくわからない、というしかありません。燃料…

ダーウィン

日曜日の夕方、BS日テレで放送している「久米書店」。久米宏さんと檀蜜さんが、毎回話題の新書を著者を招いて紹介する書評番組です。 5月には『翻訳百景』の話で、越前敏弥さんも出演されました。これ、おもしろい番組なので、録画してちょくちょく見ている…

連敗ストップ

【2nd ステージ第11節 HOME vs サガン鳥栖】 ◯2−0 (41' 宇賀神、44' 武藤、9月10日(土)19:00 〜 @埼スタ) ルヴァンカップで神戸に2連勝したことで感覚が狂っていたが、じつは、リーグ戦は川崎、神戸と2連敗だった。苦手の鳥栖に、みごとな完封勝利…

復活(祝)!

バイク屋に入院していたW400が、退院してきました。いやあ、めでたい! とりあえず、エンジンは一発でかかるし、異音も出ていないように思います。

『弟の戦争』舞台化

ロバート・ウェストール作、拙訳『弟の戦争』が、今年の12月に劇団俳小によって舞台化されます。昨日、脚本が届きました。 じつは、この作品の舞台化は4度目です。

翻訳勉強会(2−10) 解説訳のこと

おとといの記事と同じく、この月曜日の勉強会での話。 直訳するか、かみくだいて訳すかという箇所がありましたので、とりあげてみたいと思います。

世界の子どもの本の翻訳家たち

先日ニュージーランドでひらかれた、2年に1度のIBBY(国際児童図書評議会)の総会で受賞式があった、世界57か国から推薦された図書、オナーリストの一覧が YouTube で公開されましたので、リンクを張っておきます。 www.youtube.com 文学作品、イラストレ…

翻訳勉強会(2−9)

8月はお休みだった勉強会。昨日は再開初回。 1ヶ月あいだがあくと、細かいところはすっかり忘れています。ふだんは続けて一つの作品を翻訳していますが、それでも、うっかり前の記述を忘れて、整合性のとれない訳文を作ることも……。気をつけなければなりま…

神戸讃歌

【ルヴァン・カップ 準々決勝2ndレグ HOME vs ヴィッセル神戸】 ◯4−0(高木2、阿部、李、9月4日(日)18:30〜 @埼スタ 神戸との三連戦、リーグ戦のアウェイでの敗戦から、ナビスコカップ改め、ルヴァンカップ準々決勝のアウェイ・ホームを連勝して、浦和…

5mm の花たち

ヤハズソウ(矢筈草)というらしいです。花の大きさは5mmくらい。最初は、以前紹介したネコハギ(猫萩)かと思ったのですが、葉の形が細長い。

積ん読

我が部屋の積ん読本は、おそらく100冊や200冊じゃきかないと思われるのですが、直近の積ん読本。

水没(泣)

夏は仕事や帰省や台風で、結局、ぜんぜんバイクに乗れなかった。 昨日、一月ぶりにW400のカバーをはずしてチェックしたら、ずいぶん高い位置に落ち葉がついている。まあ、時々、風でシートの下から巻き込んでついていることはある。いつもより汚れているなあ…