翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『兄の名は、ジェシカ』書評@ダ・ヴィンチ ニュース

古川諭香さんが、ダ・ヴィンチ ニュースに、拙訳、『兄の名は、ジェシカ』の書評を書いてくださいました。この作品の特徴を的確にとらえてくださっています。 ddnavi.com

"Child of St Kilda"

ケイト・グリーナウェイ賞の最終候補に残った8作品の中の一冊、"Child of St Kilda" 。ただ今、翻訳中です。 原作者 Beth Waters さんの初めての作品ですが、グリーナウェイのショートリストに残りました。グリーナウェイ賞はロングリストがたしか50作品く…

ケイト・グリーナウェイ賞

15日に発表された今年のケイト・グリーナウェイ賞は、ショーン・タンの "Tales from the Inner City" でした。ショーン・タンはもうずいぶん前から応援していたので、とてもうれしい。来日講演も聴きに行きましたが、柴田さんとのトークが面白かったのをおぼ…

買ってしまった……。

『マルコムX 伝説を超えた生涯』、BOOKMARK16で紹介されていた本ですが、買ってしまった……。上下各巻300ページ以上、それぞれの注と参考文献が50ページずつくらいあります。赤黒のカバーとマルコムの写真がすごい存在感。財布を痛めた分をとりかえすという…

『キャパとゲルダ』読書感想文の課題図書に。

『キャパとゲルダ ふたりの戦場カメラマン』が、読書感想文全国コンクールの課題図書になりました。高校の部のノンフィクションです。 この本は、高校生でも、かなり歯ごたえがあると思いますが、キャパとゲルダ、二人の想いや行動を知って、若い人がいろい…

フェローアカデミー通信講座のお知らせ

昨年に続いて、今年もフェローアカデミーでヤングアダルトの講座を担当します。募集が今日から1か月で、スタートは8月から、6回の講座です。 www.fellow-academy.com