翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『「無言館」ものがたり』

先月、長野県上田市にある、戦没画学生慰霊美術館「無言館」を訪れて以来、もう少しあの美術館について知りたいと思っていたので、開設者の窪島誠一郎さんの書いた『「無言館」ものがたり』(窪島誠一郎著、講談社、1998年)を読んでみました。

2ndステージ優勝も、すべては最終節に。

【2nd ステージ 第16節 AWAY vs ジュビロ磐田】 0−1◯ (72' 武藤、10月29日(土)14:00〜 @エコパ) テレビ観戦。ファイナル5で4連勝も、川崎が勝ったため、次節最終節での勝利、年間勝ち点首位をめざす。

妄想が止まらない。

昨日のこと、わずか三語の文に手こずり、一時間近くこねくりまわしました。 七転八倒のもとはこれです。 We are coming. 文脈はくわしく明かせませんが、主人公がこの一文を木の幹に刻みます。

翻訳したくてたまらない

岡山に留学していた大学生クリスくん。すでにアメリカに帰国していますが、先日、東野圭吾の英訳をしている翻訳家のインタビュー記事を教えたら、それを読んで「翻訳したくてたまらなくなった」というメールが帰ってきました。なるほど、そう来たか。 gendai…

秋の光

昨日は夏日でしたが、午後の傾いた光はやはり秋。 家の前の公園は、なにもかも陰影がはっきりとして、いつもより少しグレードアップしたように感じます。

翻訳勉強会(2−14)── ハエと握り

月曜日は川越での翻訳勉強会でした。『ペーパーボーイ』(ヴィンス・ヴォーター作、岩波書店、STAMP BOOKS)、もう少しで第3章が終わります。 この日も活発な議論が交わされたのですが、盛り上がった(?)のが、「ハエと握り」でした。ハエは、そう、ブン…

ファイナル5 3連勝!

【2nd ステージ 第15節 AWAY vs アルビレックス新潟】 1ー2◯ (7', 90' 興梠、10月22日(土)14:00〜 @ビッグスワン) テレビ観戦。残留争いで必死の新潟に手を焼き、それでも終了間際、興梠のゴールで辛勝。興梠はJリーグ通算100得点達成。12人しかい…

イベント告知 ──「はじめての海外文学スペシャル」

以前、このブログでも紹介した、書店チェーン横断企画「はじめての海外文学」フェア第2回が、11月から全国の書店で始まります。去年に続いて2回目の今年は、52人の翻訳者がそれぞれ一冊ずつ推薦した本がフェアの棚にならぶことになるのですが、越前敏弥さん…

翻訳勉強会(2−13)── 文学の匂い

少し時間がたってしまいましたが、先週月曜日の翻訳勉強会で思ったことを少し。 この勉強会ではいつも、前回担当だったメンバーが、勉強会で出た話を元に自分の訳文を見直してきて、改訳版を次の回の冒頭にみんなに配り、それを朗読する、という手順を踏んで…

筑波山にて

今日は諸事情があり、つくばへ。新しくきれいな計画都市の側面と、農業地帯であり、信仰の山、筑波山を仰ぎ見る土地柄が混じりあった町でした。 筑波山の雅名「紫峰」の名を冠した「紫峰杉」。樹齢700年とか。筑波山頂尾根近くにあります。人が世話をしてい…

舞台『弟の戦争』チケット発売中

以前紹介した劇団俳小第42回本公演『弟の戦争』ですが、ただ今、チケット発売中です。 公演予定は2016年12月7日(水)〜 12月11日(日)、池袋の「シアターグリーン」で8回上演。 (原作:ロバート・ウェストール、翻訳:原田勝『弟の戦争』(徳間書店刊)…

ルヴァン・カップ、13年ぶり優勝!!(動画あり)

【ルヴァン・カップ 決勝 AWAY扱い vs ガンバ大阪】 1−1(PK 4−5◯)('76 李、10月15日(土)13:00〜 @埼スタ) ルヴァンカップ(前ナビスコカップ)、13年ぶりの優勝!

ビーナスライン、ぐるり一周

水曜日。好天の予報に、いろんな人にごめんなさい、と心の中で言いながら、ツーリングに行ってきました。 コースは関越道東松山ICから上信越道東部湯の丸ICから無言館(150km)→ 美ヶ原高原美術館(ビーナスライン経由で40km)→ R299沿いのポールズキッチン…

無言館 ── 戦没画学生慰霊美術館

「無言館(むごんかん)」へ行ってきました。タイトルにあげた通り、戦争で命を落とした画学生たちの作品を集めた美術館です。作家、水上勉の息子さんで、著作家、美術評論家の窪島誠一郎さんが絵を集め、長野県上田市に1997年にひらいた美術館です。 こんな…

世界の翻訳者仲間(3)── スペインから四人?

引き続き、IBBYの2016年度オナーリスト、翻訳者部門からの紹介です。 驚いたのは、スペインから四人が選ばれていること。なぜか?

世界の翻訳者仲間(その2)── アルメニアの翻訳者

一昨日紹介した続きです。 アルメニアの翻訳者、Alvard Jivanyan (以下、ジヴァニアン)さん。 対象作品は "Little Princess" 、そう『小公女』です。ジヴァニアンさんは女性の翻訳者で、モスクワの大学で学んだ後、アルメニアの首都エレバンの大学で文献学…

青木拓矢のマルセイユ・ルーレット

【ルヴァン・カップ 準決勝2ndレグ HOME vs FC東京】 ◯3−1(24' 38' 53' 興梠、10月9日(日)14:30〜 @埼スタ) エースのハットトリックで決勝進出! リーグ戦ではサブ組の、大谷、青木、加賀の活躍が見られたのがよかった。決勝は次の土曜日、埼スタで…

世界の翻訳者仲間たち

先日、IBBY(国際児童図書評議会)より、2016年のオナーリストカタログが届きました。2年に一度、加盟各国から推薦される作家、画家、翻訳家です。ありがたいことに、今回、わたしもJBBYから推薦していただいたので、このカタログが郵送されてきたというわ…

「30秒でわかる」シリーズ

今日は発売予告を。12月に三省堂より「世界の子どもの?に答える、『30秒でわかる』シリーズ」が発売されます。『宇宙』、『地球』、『発明』、『人体』の4巻同時発売です。 原作はイギリスのもの。原田は『宇宙』と『地球』の翻訳を担当しました。『発明』…

高木俊幸、右足一閃!

【ルヴァン・カップ 準決勝 1stレグ AWAY vs FC東京】 1−2◯ (77' 高木、80' 武藤、10月5日(水)19:00〜 @味の素スタジアム) テレビ観戦。大谷の好セーブ、高木の値千金のミドル、平川いぶし銀のアシスト。味スタでは12年負けてない、とのこと。そん…

「率直と希望 ── いま、YA文学」

「率直と希望」というフレーズが目を引きます。 自立のためにホームレスの販売者の手で売られている『ビッグイシュー』、10月1日号で、「率直と希望 ── いま、YA文学」という特集記事が掲載されています。これが、なかなかの充実ぶり。 しばらく買っていな…

装幀家 ── 言葉を視覚化する仕事

先週、装幀家の鳥井和昌さんとお会いして、おしゃべりしてきました。フェイスブックがきっかけで、わたしの訳書の装幀を、実質的な第一作目『ミッドナイトブルー』から始まって、何冊か担当してくださっていたことが判明。ぜひ、一度お話をうかがいたくて、…

ファイナル5 2連勝!

【2nd ステージ 第14節 HOME vs ガンバ大阪】 ◯4−0 (6' 高木、50' 武藤、83' 宇賀神、'87 ズラタン、10月1日(土)14:00 〜、@埼玉スタジアム) ガンバに完勝。まわりのサポもみんな言ってた。「超気持ちいい!」

秋の赤、少し。

土曜日。駅への道で。 桜です。ソメイヨシノではなく、少し遅れて咲く種類。名前がわからない。枝が横に広がらず箒を逆さにしたような樹形になります。紅葉もきれい。

センニンソウ

きれいな花です。仙人草。あざやかな白と繊細な花の形が、それぞれ夏の終わりと秋の始まりをあらわしているように思います。