さて、昨日に続いて、翻訳ラジオの訳者インタビューを聴いての感想です。
今回の受賞作は、いずれも、研究者の手になるものでした。
続きを読む昨年、2020年に発表された、第6回日本翻訳大賞について、選考委員のみなさんのトークや、受賞者との座談会、朗読など、もりだくさんの五夜連続「翻訳ラジオ」(第3夜はYouTube)が、まだ、視聴できます。「stand.fm」というアプリでスマホ視聴可能。
必聴です!!
聞いての感想は、いろいろあるのですが、とにかく圧倒されました。いつも、授賞式は見に行って(聞きに行って)いたのですが、去年はコロナのせいで中止。その代わりの企画でしたが、もう、ほんとうに五夜、それぞれ一時間、刺激と幸福感にあふれた時間をすごしました。スマホの前でニヤニヤするわたしを、家内はふしぎそうにながめていました(笑)。
とにかく、聴いてみてください。
感想はまた明日(たぶん)。
あ、第7回の日本翻訳大賞の推薦が昨日から始まりました。だれでもできます。
(M.H.)
勉強会の仲間、北村みちよさんが訳した短編が収録されている、ホラー短編集『消えない叫び』です。かっこいい装幀ですねえ。理論社の「Scream! 絶叫コレクション」全3巻のうちの一冊。
北村さんは、わたしの卒業した湘南高校の後輩で、洋書の森のイベントでもお世話になっている縁もあります。この本は、理論社から出ている3冊シリーズのうちの1冊で、三辺律子さんが監訳。
続きを読むあけましておめでとうございます。関東地方はいいお天気が続いていますね。元旦、そして今日も、だらだらとテレビを見たり、昼寝をしたり……。ちょっと体がおかしくなりそう。
あ、本年もどうぞよろしく。
さっそくですが、三鷹の森ジブリ美術館で発行しているフリーペーパー、季刊「トライホークス」61号に寄稿しました。宮崎監督がウェストール・ファンということもあり、お声をかけていただいたようです。本来なら、美術館での配布なのですが、この状況なので、ウェブでも公開されていますので、よろしかったら。ダウンロードもできます。
↓ こちらから。
https://www.ghibli-museum.jp/docs/TH61_WEB_.pdf
これは今年1月半ばの富士山。帰省帰りの新幹線から撮ったものですが、今はまだ、これほど雪がないですねえ。このころはまだ、コロナなどまったく知らず、いつもと同じように年が始まりました。
その後はご承知のとおり。
この冬は帰省もできずに、自宅ですごす正月になりますが、この一年は、なにかと不自由だったけど、しかたなく始めたリモートでの授業や勉強会や講演などで、新たな学びもあった一年です。案外、自宅からいろいろなことができるとわかったのはよいのですが、直接人に会えない弊害や、町に出られない、展覧会やスタジアムに行けない、などの制約もあり、体重は増え、視力は落ち……。
続きを読むなんと「男の隠れ家(別冊)」で「今だから読みたい絵本」(Picture books for adults)という号が出ています。
なかなか充実していて、巻頭寄稿は「絵本ナビ」編集長の磯崎さん、インタビューは荒井良二さん、中心となる記事は、クレヨンハウスや教文館をはじめ、あちこちの絵本をあつかう書店員のみなさんのおすすめ絵本がたくさん。絵本カフェや美術館の紹介もあります。
続きを読むやまねこ翻訳クラブのみなさんの投票による、2020年、第23回やまねこ賞の読み物部門の大賞に『コピーボーイ』が選ばれました。やまねこの皆さん、ありがとうございます!
前作の『ペーパーボーイ』が第19回2016年のやまねこ賞をいただいていますので、続編での二度目の受賞となりました。推薦してくださったみなさん、ありがとうございます。
続きを読む西日本新聞を中心に書評を書いていらっしゃる河野聡子さんの翻訳書の書評集『あるときはぶかぶかの靴を あるときは窮屈な靴をはけ 2」を入手。
西日本新聞の書評+α を収録した、翻訳書ばかりの書評集で、拙訳『コピーボーイ』をとりあげてくださっています。
続きを読む最終節は来週ですが、我が家は昨日が今年最後の埼スタ。
今年は、中断、無観客を経て、段階的に観客を入れての開催でした。写真で数えてみると、7回出勤。シーズンチケットをもっているので、3分の1ですね。シーチケ代は半分は寄付。
(12月12日 △0ー0 湘南ベルマーレ )
なんだかすっきりしない、変なシーズンでした。フロンターレの優勝はすばらしいですが、降格があるシーズンなら、あそこまでぶっちぎりにはならなかったでしょう。下位チームは引き分け狙いのドン引きの戦術を今年はとる必要がなく、フレッシュな選手を次々に投入して(五人まで交代OK)、ダメ元でアグレッシブな玉砕覚悟の試合ができましたから。
ところが、ここが面倒臭いところで、レッズの場合はなかなかそれができない。若手をダメ元で投入するのは、フィンケの時をのぞいて、昔からできないチームです。フィンケはあのままやってれば、おもしろかったと今は思うのですが。
続きを読むわたしの訳書をよくおいてくださっている、岡山の「スロウな本屋」の小倉さんが、「雛形」というウェブマガジンのコラムで、拙訳『セント・キルダの子』を紹介してくださいました。
このウェブ・マガジン、レイアウトや写真がきれいで、画面で見る楽しさもあります。これがきっかけで知ったのですが、どれも面白そうな記事ばかり。さかのぼってあちこち読んでみようと思います。
上にリンクを貼ったのは、「小さな本屋さんが選ぶ、手触りのあるもの」というコラムで、毎回、全国各地の小さな本屋さんが3冊ずつ本を紹介しているもの。
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