翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

翻訳の周辺

『ねえ、おぼえてる?』ボストングローブ・ホーンブック賞、受賞!

現地時間6月20日、2024年度のボストングローブ・ホーンブック賞の発表があり、絵本部門で、シドニー・スミスさん作の "Do You Remember?" (『ねえ、おぼえてる?』(偕成社、拙訳))の受賞が決定しました。 おめでとうございます!! https://www.hbook.co…

シドニー・スミスさん、アンデルセン受賞!

日本時間の昨夜11時すぎ、IBBYの総会で、シドニー・スミスさんの国際アンデルセン賞画家賞の受賞が発表されました。おめでとうございます! ボローニャでのIBBYのプレスカンファレンスの模様は、こちらのYouTubeで見られます。 https://www.youtube.com/watc…

うれしい知らせ

第20回JAT(日本翻訳者協会)新人翻訳者コンテストの日英部門で、友人のクリス・クレイゴさんが最優秀賞を受賞しました! おめでとうございます。 https://jat.org/ja/news/twentieth_annual_jat_contest_winners クリス・クレイゴさんとの関係は、彼が卒論…

「製本と編集者」vol.1、vol.2

「製本と編集者」という雑誌、というのか、ムック、というのか、とにかくそういう本があって、十七時退勤社というところから出ています。2022年の11月にvol.1が出て、昨年、2023年の11月にvol.2が出ました。 毎号、編集者の方三人に入念なインタビューを行…

「翻訳者、豊崎由美と読んで書く」vol.1

書評家の豊崎由美さんと翻訳者たちが、翻訳文学を読んで書評を書き、その書評を相互採点し、語り合うという書評講座の記録です。講座を企画した新田享子さんや、運営やこのユニークな書評集の作成に携わっている翻訳者のうちの何人かが、ふだん勉強会でご一…

加藤秀さん写真展のご案内(1月5日〜18日@銀座)

加藤秀さんの写真展が、1月5日から18日の予定で、ソニーイメージングギャラリー銀座でひらかれています。ご案内の葉書をいただきました。見にいく予定ですが、終わりごろになりそうなので、とりいそぎご紹介を。 くわしくはこちらを。 https://katoshu.art/a…

今年もよろしくお願いします!

2024年が始まってもう5日が経とうとしています。地震、飛行機事故と、立て続けのニュースに心穏やかではありません。ガザやウクライナも戦争中。あまり呑気なことも書けないと思い、だんだんブログの更新頻度が落ちていますが、今年もなんとか翻訳関係を中…

月刊「MOE」1月号

今、発売中の月刊「MOE」1月号にシドニー・スミスのインタビューが載っています。『おばあちゃんのにわ』が主なトピックです。ぜひ! ハイジや、大桃洋祐さんの特集も!

静岡、いろいろ。

昨日のエントリーでも書きましたが、静岡には神奈川の県立湘南高校で3年間ソフトテニス部(当時は軟式庭球部)でともに汗を流した野澤くんがいて、彼の奥様は静岡県立図書館の職員でもあります。ということで、今回の静岡出張は講演も準備したかいがありま…

静岡市にて講演してきました。

一昨日、10月3日は、静岡子どもの本を読む会、静岡市立中央図書館のお招きで、図書館にて、「詩人の言葉を訳す──『ぼくは川のように話す』ほか」と題し、『ぼく川』をメインに、詩や絵本、読み物における言葉のリズムと翻訳をからめた話をしてきました。関係…

シドニー・スミスさん、講演会

9月18日(月・祝)は、神保町の出版クラブで、シドニー・スミスさんの講演会が開かれ、行ってきました。 とても刺激的な講演でした。 あまりにいろいろ感じすぎて、なかなか文章で表わすのはむずかしいし、軽々に書いてはいけないような気がしています。とに…

『エルマーのぼうけん』

立川の PLAY MUSEUM でひらかれている、「エルマーのぼうけん展」に行ってきました。シリーズ三作の原画がたくさん! というか、ぜんぶ?? 小学生の時になんども読んだ本の世界が、上手に再現されていました。10月1日までです。ぜひ! それに先立って、月曜…

TALK TO NEIGHBORS

昨日の午後、FMラジオJ-WAVE、クリス智子さんがナビゲーターのGOOD NEIGHBORSという番組に出演させていただきました。TALK TO NEIGHBORS という30分のコーナー。 六本木ヒルズの33階にあるスタジオからのながめです。 ラジオ出演なんて初めてでしたが、とて…

FMラジオ、J-WAVE「GOOD NEIGHBORS」8月29日(火)

FMラジオ、J-WAVE からお誘いがあり、来週火曜日の午後、「GOOD NEIGHBORS」という番組の中の、"TALK TO NEIGHBORS”というコーナー(14:10〜14:40)に出演することになりました。 パーソナリティのクリス智子さんが、絵本がお好きで、以前にも『ぼくは川の…

シドニー・スミス講演会(9/18、JBBY主催)

9月18日(月・祝)に、JBBY主催のシドニー・スミス講演会が、神田の出版クラブでひらかれます。対面・オンライン、両方あります。 詳しくはこちらを ↓ https://jbby.org/news/domes-news/post-18080 主に『ぼくは川のように話す』(ジョーダン・スコット…

石井桃子さんの翻訳@『たのしい川べ』

7月31日(月)に、川越の絵本カフェ「イングリッシュブルーベル」さんで、古典児童書を読む会がありました。課題図書は『たのしい川べ』。 『たのしい川べ』は、原作者のケネス・グレアムが息子さんに語ったお話をもとに作られた作品で、1908年出版。今回、…

日本子どもの本研究会 第55回全国大会

先週の土曜、7月29日に、代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで、日本子どもの本研究会の全国大会があり、記念講演を依頼されて行ってきました。この大会、一泊二日で行われる、とても大規模なものです。 写真を一枚もとってなかったので、とり…

『BOOKMARK 2』見本が届きました!

翻訳者による海外文学ブックガイド『BOOKMARK 2』の見本が届きました。小冊子で発行されてきた13号から20号、そして昨年、ウクライナ戦争がはじまった時の「戦争を考える」緊急特集号の内容が掲載されています。紹介文はすべてその本を翻訳した訳者が書いて…

もくめ書店 & 道志みちツーリング

昨日、ツーリングをかねて、山梨県道志村の「もくめ書店」におじゃましてきました。バイク乗りには有名な道志みちですが、「道の駅どうし」からすぐ、川のほとりにある書店&カフェです。 店主の酒井さんは、丸善の津田沼店にお勤めだった時に、「はじめての…

『お日さま おそい みんなも おそい』

今日も絵本の紹介です。 『お日さま おそい みんなも おそい』(フィリップ・C・ステッド文、エリン・E・ステッド絵、金原瑞人訳、カクイチ研究所/ぷねうま舎) あんまりきれいに写ってませんが、タイトルや著者・訳者名は箔押しです。 原作者は『エイモ…

こちらも、『おばあちゃんの にわ』

先日、この月曜日、6月19日に刊行された、拙訳『おばあちゃんのにわ』を紹介しましたが、じつは、5月に横山和江さん訳の同タイトル『おばあちゃんの にわ』(ドーン・ケイシー文、ジェシカ・コートニー・ティックル絵、横山和江訳、出版ワークス)という絵…

『子どもの読書を考える事典』(朝倉書店)

5月に刊行された『子どもの読書を考える事典』(朝倉書店)が届きました。 この本は、「つくる」「読む」「つなぐ」という三つの視点から、子どもの本と読書についてさまざまな人の考えを集めた事典です。詳しくは以下の版元ドットコムのリンクから、目次や…

御礼、上野の森ブックフェスタ

今日は快晴の中、上野公園で開かれた上野の森ブックフェスタで、JBBYのみなさんと一緒に、訳書の販売・サイン会に出てきました。コロナであまりイベントが開かれなかった時期が長く続きましたが、ようやく、読者のみなさん、出版社・翻訳者のみなさん、久し…

「おすすめ世界の子どもの本!」紹介動画公開始まりました。

JBBY(日本国際児童図書評議会)のYouTube公式チャンネルで、「おすすめ世界の子どもの本!2022」に掲載された書籍を、翻訳者が紹介・トークする動画が公開されました。昨年につづいての企画です。 こちらの公式チャンネルにアップされていますので、どうぞ…

YAA!4月定例会

昨日、4月30日(日)は、日本子どもの本研究会のYAA!(「やあ!」=ヤングアダルト&アート・ブックス研究部会)の、zoomによる月例部会にお招きいただき、わたしの訳書についてのみなさんの感想をうかがい、また質問に答える機会をいただきました。 YAA!…

鶴澤寛也さんのこと

数日前に、女流義太夫三味線の鶴澤寛也さんの訃報を知りました。ご自身のツイッターに、ご家族の方が書きこんでいらっしゃって、えっ、という感じ。ついこのあいだまで、まさにそのツイッターで、あれこれ発信していらっしゃったのに。わたしより若い62歳と…

BOOKMARK 20号

BOOKMARK 20号がとどきました。2015年から、金原先生と三辺さん、オザワミカさんのトリオで翻訳書を紹介してきたフリーリーフレットは、戦争特集特別号を入れて21冊、どれも充実した海外文学紹介でした。今号でいったんお休み、ということですが、いつかまた…

「子どもの本棚」に『チャンス』の書評が載りました。

月刊書評誌「子どもの本棚」2月号に、『チャンス』(ユリ・シュルヴィッツ文・絵、拙訳、小学館)の書評が載りました。「生きのびるための力とは」というタイトルで書評を書いてくださったのは中村伸子さん。 「戦争を扱った本を子ども達に手渡す時に、大人…

レジュメの書き方、最近思ったこと

ここのところ、出版社へのもちこみ企画のために、原書の内容や感想をまとめたレジュメを何本か書きました。昨年は、以前講座をとってくれていた方や勉強会のメンバーが書いたレジュメを読んだり、書き方の相談に乗ったりもしました。 こうした、いわゆる原書…

古典児童書を読む会、『小さなバイキング ビッケ』

今年はじめての古典児童書を読む会。課題本は『小さなバイキング ビッケ』でした。1963年の出版。日本ではアニメにもなっていたようですが、自分が高校生、大学生くらいの時だったらしく、まったく知りませんでした。主題歌を歌える人がいてびっくり。 (今…