翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

翻訳の周辺

"Small in the City"、ケイト・グリーナウェイ賞!

シドニー・スミスの "Small in the City" (邦題『この まちの どこかに』せなあいこ訳、評論社)が2021年ケイト・グリーナウェイ賞に決まりました。おめでとうございます! この絵本、ほんとうにいい絵本です。ぜひ!

『Summer of 85』

5月2日の記事で、『おれの墓で踊れ』を映画化した『Summer of 85』のことをご紹介しましたが、なんと、あのあと、この映画の劇場用パンフレットに原作との対比を書いてくれないか、という依頼がありました。 もちろん、書きますとも! ということで、『お…

"The Barnabus Project" カナダ総督賞受賞!

コロナの影響もあっておくれていた、2020年度のカナダ総督賞の発表がありました。絵本部門の受賞作は、こちら。ファン兄弟(今回は兄弟三人の合作です)の "The Barnabus Project" です! パチパチパチパチ!! ただいま、鋭意翻訳中。今しばらくお待ちを! …

翻訳大賞、訳者インタビュー

昨日、TBSラジオのアフター6ジャンクションで、第7回翻訳大賞受賞者、細井直子さん(『失われたいくつかの物の目録』)と中原尚哉さん(『マーダーボット・ダイアリー』)のインタビューが放送されました。聞き手は柴田元幸さん。必聴です。例によってお二…

第七回日本翻訳大賞 受賞作決定!

5月18日に、第七回日本翻訳大賞の受賞作が決定、発表されました! 『失われたいくつかの物の目録』(ユーディット・シャランスキー作、細井直子訳、河出書房新社)と、『マーダーボット・ダイアリー 上・下』(マーサ・ウェルズ作、中原尚哉訳、東京創元…

文芸翻訳ブッククラブ

昨日は、文芸翻訳ブッククラブで、拙訳『兄の名は、ジェシカ』を課題図書として、zoomでの読書会があり、訳者としてお招きいただきました。とても楽しい時間を過ごすことができ、主催者の北村みちよさん、山川早霧さんはじめ、参加者のみなさん、ありがとう…

『兄の名は、ジェシカ』読書感想文課題図書に選定されました。

『兄の名は、ジェシカ』(ジョン・ボイン作、拙訳、あすなろ書房)が、第67回読書感想文の高校の部の課題図書に選定されました。去年の『キャパとゲルダ』に続いて、今年もたくさんの高校生に読んでもらう機会ができてとてもうれしい。

芳野さんのリトグラフ

『春のウサギ』の装画を描いてくださった芳野さんのリトグラフがとどきました! タイトルは「à table!」(ご飯ですよ!)

読書感想画

第32回読書感想画中央コンクールの受賞作を使ったカレンダーが送られてきました。課題図書だった拙訳『月でたんじょうパーティーをひらいたら』を読んで描いてくれたのは、横浜の小学6年生、佐々木菜結さん。 受賞作だけあって、すばらしい。小学校6年生で…

芳野さんの版画展@ウレシカ

今日は塾の仕事帰りに、西荻窪のウレシカへ芳野さんの版画展「窓辺で夢を見る」を観にいってきました。芳野さんもいらっしゃって、『春のウサギ』の装画の話やリトグラフのこと、装幀のことなど、いろいろおしゃべりしてきました。 芳野さん、楽しい時間をあ…

メイキングがおもしろい。

月曜日にNHK総合の「プロフェッショナル仕事の流儀」で、庵野秀明さんの回を見ました。いや、おもしろかったです。じつはエヴァンゲリオンは全然知りません。なんなら、マジンガーZとも区別できないくらい(と言ったら、両方のファンからたたかれそうですが……

JBBY選「おすすめ! 世界の子どもの本 2020」

JBBY(日本国際児童図書評議会)のブックリスト「おすすめ! 世界の子どもの本 2020」が送られてきました。日本で出版された翻訳児童書のなかから、日本の子どもたちに読んでもらいたい作品を選んだものです。

原稿をプリントアウトするかどうか問題(続)

昨日の記事に、Twitter、Facebookにお返事を下さった翻訳家のみなさんのお答えを、直接このブログを読んでくださっている方のために参考までに下記します。

原稿、提出前にプリントアウトしてますか?

プリンタの赤のインクが出なくなり、カートリッジを換えてもだめで、販売店の3年保証期間もすぎていて、修理代で新しいのが買えそうだったので、購入。2万円弱です。前のマシンが5年くらいたっていたのですが、同レベルの新しい機種にしたら、やっぱり進…

これ、知ってましたか?

Googleで、askew という「斜めに、傾いて」といった意味をもつ単語を検索すると、画面がこうなります。びっくり! たぶん、スマホでもなります。 うちのパソコンがおかしくなったのかと思った。 今調べたら、「斜め」でも斜めになります。ほかにもあるらしい…

日本翻訳大賞@翻訳ラジオ(2)

さて、昨日に続いて、翻訳ラジオの訳者インタビューを聴いての感想です。 今回の受賞作は、いずれも、研究者の手になるものでした。

日本翻訳大賞@翻訳ラジオ

「翻訳ラジオ」はじまります | 日本翻訳大賞公式HP 昨年、2020年に発表された、第6回日本翻訳大賞について、選考委員のみなさんのトークや、受賞者との座談会、朗読など、もりだくさんの五夜連続「翻訳ラジオ」(第3夜はYouTube)が、まだ、視聴できます。…

ジブリ美術館の「トライホークス」に寄稿しました。

あけましておめでとうございます。関東地方はいいお天気が続いていますね。元旦、そして今日も、だらだらとテレビを見たり、昼寝をしたり……。ちょっと体がおかしくなりそう。 あ、本年もどうぞよろしく。 さっそくですが、三鷹の森ジブリ美術館で発行してい…

リモート力アップの一年でした。

これは今年1月半ばの富士山。帰省帰りの新幹線から撮ったものですが、今はまだ、これほど雪がないですねえ。このころはまだ、コロナなどまったく知らず、いつもと同じように年が始まりました。 その後はご承知のとおり。 この冬は帰省もできずに、自宅です…

「今だから読みたい絵本」

なんと「男の隠れ家(別冊)」で「今だから読みたい絵本」(Picture books for adults)という号が出ています。 なかなか充実していて、巻頭寄稿は「絵本ナビ」編集長の磯崎さん、インタビューは荒井良二さん、中心となる記事は、クレヨンハウスや教文館をは…

『コピーボーイ』やまねこ賞ありがとうございます!

やまねこ翻訳クラブのみなさんの投票による、2020年、第23回やまねこ賞の読み物部門の大賞に『コピーボーイ』が選ばれました。やまねこの皆さん、ありがとうございます! 前作の『ペーパーボーイ』が第19回2016年のやまねこ賞をいただいていますので、続編で…

書評集『あるときはぶかぶかの靴を あるときは窮屈な靴をはけ 2』

西日本新聞を中心に書評を書いていらっしゃる河野聡子さんの翻訳書の書評集『あるときはぶかぶかの靴を あるときは窮屈な靴をはけ 2」を入手。 西日本新聞の書評+α を収録した、翻訳書ばかりの書評集で、拙訳『コピーボーイ』をとりあげてくださっています…

BOOKMARK 17号

海外文学を紹介するブックレット「BOOKMARK」17号が届きました。今回はずばり「本についての本」特集。

Big Sur にバージョンアップ

Catalina への変更はあっという間だったのですが、Big Sur は手こずった……。 一昨日、そう言えば、原稿提出の締め切りが一段落しているなあと思い、Catalinaはあっという間だったから、と、気軽に Big Sur へのバージョンアップを始めたところ……。

新刊『ブライアン・スティーヴンソン』

あすなろ書房の「信念は社会を変えた!」シリーズの新刊です。来週火曜日、11月17日発売予定。アメリカの法廷弁護士で、黒人の冤罪裁判を多く扱っている、ブライアン・スティーヴンソンのインタビュー集です。

『ガリヴァー旅行記』

今日は、2ヶ月に一度の古典児童書を読む会でした。課題本はジョナサン・スウィフト作の『ガリヴァー旅行記』。わたしが読んだのは、福音館文庫の坂井晴彦さん訳のもの。読みやすい訳文でした。だ・である調。岩波の中野好夫訳は、です・ます調みたいです。 …

★11月10日(火)まで延長★ ウェブ講演@静岡県立中央図書館

好評につき、11月10日(火)午後5時まで視聴期間が延長されました。どうぞよろしく! 先日zoomで録画、その後編集していただいた私のウェブ講演「外国文学は世界への窓、心のフィルター」が、今日(10月23日)から11月6日11月10日まで、静岡県立中央図書館の…

「子どもの本棚」2020年10月号

「子どもの本棚」10月号の、複眼書評のコーナーで、拙訳『兄の名は、ジェシカ』をとりあげていただきました。坂内夏子さんと白瀬浩司さんの書評が、上下二段でならべてあります。おもしろい構成の書評欄です。ふつうは、どなたか一人の書評が載るものですが…

『月でたんじょうパーティーをひらいたら』読書感想画指定図書に。

去年翻訳した、『月でたんじょうパーティーをひらいたら』(ジョイス・ラパン文、シモーナ・チェッカレッリ絵、縣秀彦先生(国立天文台)監修、廣済堂あかつき)が、第35回読書感想画中央コンクールの、小学校高学年の部の課題図書になりました。 これでま…

月刊書評誌「子どもの本棚」9月号

「子どもの本棚」2020年9月号に寄稿しました。 特集が「世界への窓──翻訳作品をとどけたい 新訳での再発見──」となっていて、菱木晃子さんによる「ピッピ」と「カッレ」の新訳の話や、こみやゆうさんの子どもの本の翻訳に対する考え方が載っています。 わた…