翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

日本子どもの本研究会 第55回全国大会

 先週の土曜、7月29日に、代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで、日本子どもの本研究会の全国大会があり、記念講演を依頼されて行ってきました。この大会、一泊二日で行われる、とても大規模なものです。

 写真を一枚もとってなかったので、とりあえず、パンフレットの写真を。

 ロビーにはわたしの訳書を展示してくださり、また、会場には300人くらいいらっしゃったそうで、みなさん、熱心に聞いてくださいました。ありがとうございました。

 

 講演のあと、YAA!(「やあ!」=ヤングアダルト&アート・ブックス研究部会)の、『ペーパーボーイ』『コピーボーイ』の読書会にお招きいただきました。こちらは、出席者、とくに若い読者の話が聞けて、とてもうれしかったです。じつは、YAや児童書を翻訳していながら、じかに若い読者の感想を聞く機会は思いのほか少ないのです。大学生や高校生が自分の訳書を読んでくれてるのは、ほんとにうれしい。そのためにこの仕事をしてるんですから。

 あ、もちろん、昔YAだった読者(笑)のみなさんとご一緒できたのもうれしかったです。

 

 この読書会にあわせて、自分も読み直したんですけど、細かいところはけっこう忘れているもので、改めていい作品だな、と思いました。

 

 主催者、出席者のみなさん、ありがとうございました!

 

(M.H.)