昨日は藤沢市の湘南台にある図書館で、「他者へのまなざし」と題して、わたしの訳書から、戦争と差別について描かれた作品を10作品選んで紹介するイベントでした。
新型コロナウィルスの問題がありましたが、開催の判断が下されての催しでした。出席してくださったみなさん、ありがとうございました。
こういう判断はむずかしいですね。
湘南高校時代のテニス部の先輩、同期、後輩、クラスメートも来てくれて、とてもうれしかったです。藤沢市には高校の3年間お世話になり、一時、両親も住んでいたので、第二のふるさと感があります。主催の図書館員のみなさんにも本当にお世話になり、ありがとうございました。
昨日一番驚いたのが、手話通訳と字幕でした。レジュメはお渡ししたものの、その場でわたしがしゃべる言葉を、手話はもちろん、大型画面に字幕で次々に出してくださったのです。固有名詞がどんどん出てくるのに……。手話通訳2人、字幕4人体制。最初の打ち合わせでは「はっきりしゃべりますから」と言ってたものの、しゃべりだしたら早口になってしまってすみません。ああいうことができるのは知ってましたが、実際に目の当たりにするとすごいなあ、と思いました。
今回の講演の内容は、自分で言うのもなんですが、意義のある切り口だったと思うので、一回でおしまいにするのはもったいないと思っています。ですので、もし、同内容での講演をご希望の団体、学校などありましたら、以下のメアドに連絡ください。
mail : honyakushanoheya@yahoo.co.jp
どうぞよろしく。
(M.H.)