翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

静岡市にて講演してきました。

 一昨日、10月3日は、静岡子どもの本を読む会、静岡市立中央図書館のお招きで、図書館にて、「詩人の言葉を訳す──『ぼくは川のように話す』ほか」と題し、『ぼく川』をメインに、詩や絵本、読み物における言葉のリズムと翻訳をからめた話をしてきました。関係者の皆さま、ほんとうにありがとうございました。

 講演のたびに、こちらも新たな気づきがたくさんあります。

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 ホテルから見た富士山。

 前日は、夕方、駿府城址や街の様子を見ながら、静岡市内を散歩。県庁所在地なので、それなりに大きな街ですが、ちょうど夕方だったせいもあり、地元の中高生が制服姿で歩いているのが印象的でした。古い街なので、昔からの建物もあちこちにあって、居心地がよさそうなところです。

 この日は、市内在住で、わたしの高校時代の部活仲間、野澤弥一郎くんのアレンジで、彼のオフィス見学後、2020年に、zoomで講演をした静岡県立図書館の関係者の方を交えての食事会でした。その時は、コロナ禍のためzoomでの実施となり、担当の方とはこの日初めて対面することができました。

 野澤くんと県立図書館にお勤めの奥様も交えて、楽しいひとときでした。彼と交わす高校時代のどうしようもない話をじっと聞いてくださった図書館員のみなさま、ありがとうございました。もう少し、本の話をすべきだった……。

 

 

『どうする家康』でもりあがっている(?)静岡市内、駿府城。

 

(M.H.)