9月18日(月・祝)は、神保町の出版クラブで、シドニー・スミスさんの講演会が開かれ、行ってきました。
とても刺激的な講演でした。
あまりにいろいろ感じすぎて、なかなか文章で表わすのはむずかしいし、軽々に書いてはいけないような気がしています。とにかく、シドニーの絵本制作にかける情熱や、よりよいもの求めての試行錯誤とその徹底ぶりに驚かされました。こちらは、その結果を直感で感じとっているわけですが、彼がじつにさまざまな工夫をこらし、思いをこめた仕事をしているか、それはよくわかりました。
ここのところ、ピーター・シス展、エルマー展、と絵本や挿絵について考える機会があり、改めて奥の深い世界だと再認識しました。
来月初めに、静岡で『ぼくは川のように話す』を中心に講演をする予定ですので、この日知ったこと、感じたことも合わせてお話ができるといいな、と思っています。
原書にもらったサイン。
そうですね。自分の守備範囲は「words」なので、それを忘れずに仕事します。
(M.H.)