翻訳者による海外文学ブックガイド『BOOKMARK 2』の見本が届きました。小冊子で発行されてきた13号から20号、そして昨年、ウクライナ戦争がはじまった時の「戦争を考える」緊急特集号の内容が掲載されています。紹介文はすべてその本を翻訳した訳者が書いてます。
本が書店にならぶのは来週くらいからでしょうか。CCCメディアハウス発行、1600円+税。
刊行記念フェアのご案内。
1)7月28日〜 1か月程度
丸善丸の内本店3F(上りエレベータを降りた正面スペース)
2)8月上旬〜
紀伊國屋書店新宿本店2F「BOOK SALON」予定
だそうです。
8月8日の金原先生、三辺さん、オザワさんのトークショー@銀座教文館ナルニア国は、すでにチケット完売です。
金原先生と三辺さん、オザワミカさんの3人で始めたこの冊子の第1号の発行が2015年9月。それから20冊が発行されました。やあ、すごい。これ、全部、無料配布だったんですよ。
01号から12号をまとめた『BOOKMARK』には204冊の訳者による紹介文と巻頭エッセイ12編。今回の、13号から20号をまとめた『BOOKMARK2』には169冊と巻頭エッセイ8編。
エッセイの執筆者がまた豪華で、上下の写真のオビ、見てください! 江國香織さんから始まって、まあ、すごいメンバーです。
わたしの訳書も、つごう6作紹介させてもらいました。かっこ内は各号の特集です。
01号 『ハーレムの闘う本屋』(これがお勧め、いま最強の十七冊)
03号 『古王国記1 サブリエル』(まだファンタジー? ううん、もっとファンタジー!)
05号 『弟の戦争』(過去の物語が未来を語る)
10号 『二つの旅の終わりに』(わたしはわたし、ぼくはぼく)
16号 『キャパとゲルダ』(stranger than fiction? ノンフィクション特集)
20号 『夢見る人』(It will resonate 詩の本特集)
最初と最後の号に載せてもらったのはとてもうれしい。
みんな、海外文学、読みましょう!
(M.H.)