翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

BOOKMARK 20号

 BOOKMARK 20号がとどきました。2015年から、金原先生と三辺さん、オザワミカさんのトリオで翻訳書を紹介してきたフリーリーフレットは、戦争特集特別号を入れて21冊、どれも充実した海外文学紹介でした。今号でいったんお休み、ということですが、いつかまた復刊してほしい。

 YA・児童書を多くとりあげてくださっていることもあって、わたしの訳書も6冊とりあげていただきました。ありがとうございます。

『ハーレムの闘う本屋』(01号「これがお勧め、いま最強の17冊」)
『古王国記』(03号「まだファンタジー? ううん、もっとファンタジー!」)
『弟の戦争』(05号「過去の物語が未来を語る」)
『二つの旅の終わりに』(10号「わたしはわたし ぼくはぼく」)
『キャパとゲルダ』(16号「stranger than fiction?」ノンフィクション特集)
『夢見る人』(20号「It will resonate」詩の本特集)

 原稿を書くたびに、訳した時の気持ちを思いだすのが、とても楽しい時間でした。

 

 20号は「詩の本」特集で、詩集だけでなく、詩にまつわる本が16冊と、巻頭に斉藤倫さんの『ポエトリー・ドッグス』。もうすぐ、全国の書店で配布が始まります。申し込めば送ってもらえます。いずれ、データのダウンロードも。

 

 いつかまた復刊してほしい、と書きましたが、これ、金原先生が私費で出してきたものなので、復刊の時は、ファンドレイジングやってもいいんじゃないでしょうか。

 

 20号刊行記念イベントが3月8日、青山ブックセンターで開かれます。申し込みました。みなさんもぜひ。

『BOOKMARK 20号』刊行記念 伊藤比呂美 × 金原瑞人 × 三辺律子 トークイベント

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02d3w5ng3dw21.html

 

(M.H.)