翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

御礼、上野の森ブックフェスタ

 今日は快晴の中、上野公園で開かれた上野の森ブックフェスタで、JBBYのみなさんと一緒に、訳書の販売・サイン会に出てきました。コロナであまりイベントが開かれなかった時期が長く続きましたが、ようやく、読者のみなさん、出版社・翻訳者のみなさん、久しぶりの友だちと対面でお話でできてとても楽しかったです。

 

 それにしても、かなりの人出で、児童書出版社がずらりとならんだテント村にすごい人だかり。前に出た時より人が多かった気がします。本の売れ行きもよかったんじゃないでしょうか。

『ぼくは川のように話す』は、すでに図書館などで借りて読んでいる人が買ってくださるパターンが多くて、10冊以上売ったと思います。吃音者ではないけれど、とても共感するところがある、とおっしゃっていた若い男性のお話が印象的でした。

『春のウサギ』は原書をもっていったのですが、熱心に質問してくれる高校生の女の子がいました。将来はぜひ翻訳者になってほしいなあ。

 

 やはり対面はいいですね。また機会があれば、と思います。

 みなさん、ありがとうございました。

(M.H.)