翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

レッズ、アジアチャンピオン!!

 5月6日(土)は、ACL決勝2ndレグ。1−1のドローで敵地サウジアラビアから帰ってきたレッズは、ホーム埼スタで1−0とアルヒラルを完封。みごと三度目のアジアチャンピオンに輝きました。

 リーグ優勝はまだ1回しかないのに、アジア制覇は4度決勝に臨み、3度優勝。ほんと、不思議なチームです。

 

 6時キックオフなのに、1時ごろにすでに美園から埼スタに続く道はこの人出。ま、これを撮ってる自分もここにいるんですが。知らない人にはなんのこっちゃですが、自由席に入る人を整理するために、30年かけて整備されたシステムがありまして、昔はテントはったり、テープで紙をはったりしてた時代から、今はシーズンチケットホルダーの事前抽選で順番がわかっていまして……。長くなるのでやめときます(笑)。

 

 昨日獲ったのは去年2022年のACLチャンピオン。コロナのせいで集中開催、その後、年をまたいでの昨日の決勝でした。親子のサポが多いレッズらしいバナーです。年号は優勝した年。試合開始前のこの時点で2022は、まだ決意、願望、目標ですけど。

 

 いつもはアウェイサポが端に入る南スタンドは、この試合、すべてレッズ側に。駒場からホームを移転した時は、しばらく南北に太鼓があったのですが、その後なくなり、たぶん、20年近くぶりにBOYSの太鼓が南にも入りました。南北で太鼓がずれるのが懐かしい……。この写真でキックオフ40分前。選手の練習が始まってます。

 

 同じく、バックスタンド。2階席が端までびっしり。

 

 試合開始時のコレオは圧巻でした。北は旧浦和市の形から、バックスタンドはブリーラムからサウジアラビアへとUrawa Airを書いた飛行機を飛ばしました。何言ってるかわからないと思いますが、知りたい方はネットで調べてください。南のわれわれは世界地図。家内と息子の3人でいたのはアフリカの左側下あたり笑。コレオ中は写真が撮れない……。

 

 0−0で風下の前半をしのいだのが大きかった。後半開始は、北に3色のデカ旗を重ね、南は一枚もののデカ旗。一枚ずつ増えてきたデカ旗ですが、黒いやつはサポーターで千人針やってます。自分もひと針縫ってる。

 

 後半開始直後に岩尾のFKをホイブラーテンがヘッドで中央へ、興梠が飛び込む頭の先をかすめたボールは、相手のオウンゴールを誘って1−0のリード。風上になったおかげもあり、ボール保持率は30パーセントながら、堅固な4-4-2を敷いてバイタルへの侵入を防ぎ、みごとゲームセットの笛を聴きました。西川のセーブもさえました。試合経過や選手のパフォーマンスを書きだすと、長くなるので割愛。

 90分間立ちっぱなし、喉はからからになりましたが、歓喜の瞬間。優勝は何度経験してもいいですねえ。

 

 5万人のWe Are Diamonds。

 

 これで2025年から新しくなる4年に一度の世界クラブ選手権への出場権を得たはずです。また、来年のACLプレーオフへの出場権をゲット。8月に埼スタで勝ち上がってくるアジアのどこかのチームに一発勝負で勝てば、またACLに出られる。楽しみでしかない。

 

 開けて日曜日。今日は午前中、家内と二人でDAZNで復習、余韻にひたりました。幸せです。

 

 さあ、リーグ戦にもどらないと(だれが?)。水曜日の鳥栖戦は、ACLに出られずに悔しい思いをしているサブ組に総入れ替えで臨むはず。ここからの選手起用が楽しみ。ポーランド人のスコルジャ監督、ここまでわずか4ヶ月あまりですが、そのチームマネージメントはすばらしかった。リーグ戦2連敗で始まったシーズンは、気づけば3戦目から、ここまですべての大会で無敗。

 

 というわけで、今年も金と時間をとられながら、浦和レッズを楽しむ一年です。

 

(M.H.)