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翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

1st ステージ 第15節 HOME vs 鹿島アントラーズ

 0-2(6月11日(土)19:00〜 @埼スタ)

 2位の鹿島に敗れ、2試合少ないものの、1stの優勝は遠のく。ま、ステージ優勝なんて関係ないけどね。

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「好きにならずにいられない」から、鹿島相手に精密なコレオをこれみよがしに(笑…わかる人にはわかる)見せて、サポとしては上々の入りだったのだが……。

  鹿島やガンバに負けると、どうしてこんなに悔しいんだろうか。昔は、まったく勝てず、それでも対抗心を燃やし、ミシャになってからは負けてなかったので、ま、たまには負けるさ、と思えばいいところを、なんでこの大一番で、と思う。

 今期最多の5万を超える観客もあり、人波が引くのを、めずらしく缶酎ハイを飲みながら南広場でやりすごし、大一番に弱いミシャのサッカーのことをつらつら考えた。以下、順不同。前も書いたことに重なるが……。

 

● 早いパス回しで崩すサッカーは、心理的・体力的余裕がないと精度が落ちる。よって、大一番の緊張や、それまでの疲労度によって機能しなくなる。ミシャは会見で、「試合に出ている選手のほうが(疲れていても)、出ていない選手よりも力が上だ」と言ったらしいが、遜色のない20数名の集団を作る上で、実戦経験は欠かせないはず。このままだと、サブ組との力がひらくばかりだ。

● サイド、中央、浮き球など、攻め手はしだいに増やしているものの、ゲーム全体で見れば、セットプレーのチーム練習をしないというのは、どう考えてもおかしい。パスサッカーを阻害するものではなく、プラスアルファなのだから、相手を研究して練習するのがなぜいけない? 

● パスで崩す意識は、崩し切ってからでないとシュートしてはいけないという心理的な束縛を課してしまうので、抜き切らずにシュート、遠目からシュート、ドリブルで突っかけてシュート、という選択肢を2番目、3番目にしてしまう。

● その結果、選手がもっている本来の速さや力強さが、ガチンコ勝負の時にうまく発揮できない。鹿島のムウや鈴木ゆうまが、今うちに来ても彼らの良さは出ないだろう。それが問題だ。

● ディフェンス技術の継承がなされていないのではないか? 槙野や森脇はいい選手だが、DFの駆け引きを継承するようなタイプではないので、チームとしての守備が長期スパンで弱くなっているのではないか? 順調に育っている鹿島の植田と昌子を見ていると、つくづく思う。

 

 去年のことがあるので、別に1stをとれなくてもかまわない。これは掛け値なしにそう思っているし、サポはみんなそうだと思う。去年は1st無敗優勝して、最後にあの結果だったことを思えば、1stのタイトルなんてどうでもいい。ただ、年間優勝するには、ミシャのサッカーには疑問符がつく。(と、じつは、毎年何回かそう思い、そのたびに思い直してきたのだが……。)

 応援しますよ。サポだからね。サポは移籍できないからね。

 

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 アントラーズは、西、植田、昌子、山本しゅうとの4バックに、小笠原または柴崎が必要に応じておりてきて5バックを形成した。中央の二人は若いが強く、早い。サイドの二人もよかった。なかなか抜けないし、逆サイドからの大きなサイドチェンジも読まれてカットされた。こうしたフォーメーションもあるが、鹿島の選手は球際の強さに読みのよさもあり、よく鍛えられていると感じた。抜け目のなさはあいかわらず。レッズの選手は昔からナイーブだ。人は変わっても、そこは変わらない。どっちが好きかといえば、そりゃマリーシアのないほうがレッズらしい。鹿島のそういう伝統は大嫌いだ。

 

 と、ここまでは昨日の朝書いた。で、夜、ビデオを見返したが、少し印象が変わった。スタジアムではほんとに頭にきてたので……。冷静にビデオを見ると、激しい攻防が90分続くいい試合だった。うちも駒井のループや遠藤のシュートなど、バーやポストに当たったものもある。何が一番印象的だったかといえば、やはり、うちの選手の動きにキレがないこと。連戦の疲れはいなめない。武藤が一番シュートを打ったが、シーズン序盤だったら枠に飛ばしていただろう。

 ということで、上に書いた愚痴のうち、一番上の項目を声を大にして言いたい。このサッカーで戦える層を厚くする努力を年間を通じて、いや、シーズンをまたいでするべきだ。それは監督の仕事だろう。今のやり方で優勝できていれば文句は言わない。できてないんだから! 鹿島は若手でナビスコを戦い、グループリーグ敗退、しかし、リーグ戦では首位をうかがう位置に来た。こういう戦略も、チームとしてはありだろう。。

 

 水曜日は吹田に乗り込んでのガンバ戦。5連戦の2戦目になるが、やっぱ、ここはメンバーの工夫がいるでしょ。期待してます。

(M.H.)