翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

読むのがおそい

 どんどん新しい本が出て、気になる本は買って、でも、どんどん新しい本が出て、読めずにいるうちに、どうしても気になる本があるので、それも買って……。

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  昨日とどいた、アメリカの児童書・YAの書評誌「ホーンブックマガジン」。2015年のこの雑誌の選定した良書がジャンルごとに載っていました。どれどれ、と、見てみる。気になるフィクション部門ですが、選ばれた11作品のうち、なんと、3冊もすでにわたしは購入しているではありませんか。でも、最後まで読んでない、か、まったく読んでない……。

 うーん、もう一度、腰をすえて読んでみるかな。あ、これも、面白そうだから、と、もう一冊、追加で頼んじゃいました。こうして、読まない本が増えて行くのかもしれませんが、こんなことをしながら、なんだかんだ、ホーンブックとは相性がよくて、『ハーレムの闘う本屋』も、この夏出る予定の作品も、この雑誌をきっかけに読んでもちこんだもの。

 

 さらに、ぱらぱらとめくっていると、ん? この作家、こないだレジュメ書いて出したけど、こんな作品書いてたっけ、という作品が出てました。よくよく調べてみると、イギリスとアメリカでタイトルがちがっていたのでした。うーん、しかも評価高いし。ということで、これもアマゾンでポチッと……。

(M.H.)