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翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

クールな海王星

 海王星がクールです。

 宇宙がテーマの図解本の翻訳中ですが、ちょうど太陽系の惑星のあたりをやってます。冥王星が惑星じゃなくなっちゃったことは知ってましたが、自分が子どものころには知らなかった、というか、明らかではなかったことがたくさん発見されているらしい。しかも裏をとるためにあれこれ調べていると、写真や想像図などが次々に出てきておもしろい!

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  子どものころに、こういう本を見ていたら、天文ファンになっていたかもしれませんねえ。

 太陽系の惑星は、地球から近いし、探査機を飛ばして写真を撮ってきているので、ずいぶんはっきりとしたことがわかってきていて、ものすごく身近な感じがします。中学生のころは、バローズの『火星のプリンセス』をはじめとする火星シリーズを夢中になって読んでいましたが、重力が地球の何分の一かしかないので、地球から行ったジョン・カーターはものすごい運動能力を発揮するのです。しかし、火星のことがこんなに詳しくわかっちゃうと、こういうSFはもう書けませんね。いや、逆に新しい知見に基づいた作品が書けるのかな。あ、『火星の人』、読んでません、見てません。

火星のプリンセス―合本版・火星シリーズ〈第1集〉 (創元SF文庫)

 

 で、今回、かっこいいと思ったのは海王星。英語ではネプチューンです。なんたってビジュアルがきれい。ほんとにこんなに青く見えるんでしょうかね。翻訳中の本はイラストですが、写真で見ると熱帯魚のブルーみたい。しかも、ものすごく寒いらしい。クールです。はは。

 初めて知ったんですが、海王星って太陽のまわりを164年もかけて公転してるらしい。そんなにかけたら、途中で道に迷っちゃいそうですが、きっと迷わずグルーっと回ってきて、次の164年もまたグルーって回るんだろうと思うと、ほんとうに不思議。海王星の衛星は14個。(翻訳中の原書には13個とあるんですが、その後1つ見つかっています。このあたりも天文学の日進月歩ぶりを表してますね。)全部いっぺんに見られるわけじゃないだろうけど、空に月がいくつも浮かんでるのはきっとシュールだろうと思いました。ま、人間は生きていけないでしょうけど。太陽系で一番冷たい衛星が、この海王星の月のひとつ、トリトン。調べると、トリトンは神話では海神ネプチューン(ポセイドン)の息子。海のトリトンだ。

 

 わたしが知ってる星座は、北斗七星とカシオペアとオリオンくらいのものだけど、もうちょっと夜空を見てみるかな。

(M.H.)