hoka は「ホウカ」と読みます。共同代表の嶋田翔伍さんという方が「烽火書房」という出版社をやってらして、その「烽火」ですね。烽火は「のろし」ですから、のろしをあげるぞ、という気合を感じます。あ、しらべたら「必要な時に、必要な人に必ず届くのろしのような本作りを。」という言葉が掲げてありました。
HPの冒頭には、「路地の町屋で新刊・古書・リトルプレスが並びます」とあります。地図で見ると、京都のうなぎの寝床のような町屋の、さらにその奥にあって、どうやって入っていくのかわからないような路地の奥ですね。うーん、行ってみたい。今度の年末年始は、墓参りに京都にも行けそうな世の中になってきたので、行けるかなあ。あ、年末年始は休みだろうな……。
note の記述によれば、今年、2021年6月オープンです。
まずhoka booksの特徴となるのは、店主がふたりいることです。ひとり出版社烽火書房をやっている僕・嶋田翔伍と、フリーの編集者で、本づくりや展覧会企画など幅広くやっている西尾圭悟のふたりです。大学時代に所属していた映画制作サークルの同期で、気づけばそれぞれに編集の仕事をしていて、共同で制作したり企画をやったりしていくうちに、本屋をやろうということになりました。
こういう書店で、『ぼくは川のように話す』を扱ってくださっているのは、ものすごくうれしい。京都は昔、伯母や従姉妹が北区の町屋に暮らしていて、あの細長い、土間と小さな中庭のある、階段の急な二階建ての木造の建物がとてもなつかしい。
9/10、閉店しました。まだまだ夏らしい日が続きます。
— hoka books (@hoka_books) 2021年9月10日
写真∶
『ぼくは川のように話す』ジョーダン・スコット、シドニー・スミス、原田勝、偕成社 pic.twitter.com/vbvwJ3gUTE
(四条大橋から鴨川をのぞむ)
(M.H.)