翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

孫に会う。

 初孫に会ってきました。女の子です。むこうは生後一か月半なので、「会う」という認識はないでしょう。一方的にこちらが「見てきた」というのが正しいかもしれません。いや、見てきただけじゃなくて、さわったり、なでたり、抱いたりして、本人はいい迷惑だったでしょう。

 

 結論からいうと、むちゃくちゃかわいい……。

 

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 息子の奥さんの実家が福島県なので、そちらにおじゃましてきました。ついでに観光もしてきましたが、こちらは裏磐梯の五色沼のひとつ(たぶん……)。青かった。ちょっと、シュルヴィッツの『よあけ』を思いだしました。ほとんど風がないし。

 

 少し前から、わたしと家内のスマホの中は、孫の動画と写真がぐんぐん増えているので、いくらでもここにあげたいのですが、やはり、本人の同意がとれないので(笑)、やめておきます。あらためて息子が生まれた時のことを思い出したり、写真を見たりしてみました。自分はあまり先のことを考えていませんでしたが、息子は案外いろいろと考えていて、妙に安心しています。

 もう少し若い人が生きやすい社会になるといい、訳す本も選べればいいなとか、ちょっぴり考えました。ちょっぴりね。

 

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 子どもや孫は、自分のことだけ考えてちゃだめだぞ、と思い出させてもくれます。

 

 でも、なんなんでしょうね。結局、本能なんでしょうか。子や孫がりくつぬきにかわいい、っていうのは。

 

(M.H.)