『ぼくは川のように話す』をSNSで紹介してくださった全国の書店紹介、一応、今回で最終回とします。20軒目は、表参道にある「クレヨンハウス」。主宰の落合恵子さんが、9月にNHKラジオの「落合恵子の絵本の時間」で紹介してくださいました。ありがたいことです。
「クレヨンハウス」は、本格的な子どもの本専門店の先頭を切って、あの表参道にできたころのことを、なんとなく覚えています。調べてみると、落合さんが文化放送をやめた1976年、昭和51年に設立されています。ということは、わたしがちょうど大学生のころ。東京に下宿していたときに、何度か行ったことがあります。当時は翻訳も児童文学も、なにも頭にありませんでしたが、絵本をぱらぱらみるのは好きだった。
その前、わたしが受験生のころ、落合さんは文化放送の深夜番組「セイ!ヤング」のパーソナリティ、通称レモンちゃんとして有名でした。わたしは、どちらかというと、TBSのパックインミュージック、金曜日の野沢那智さん、白石冬美さんの「ナチチャコパック」(なっちゃこぱっく)のファンでしたが……。野沢さんの吹き替えた名画は数知れず、アラン・ドロンはよかったなあ……。どんどん話題からそれていきますね。
〈東京店1階より〉
— クレヨンハウス (@crayonhouse) 2021年9月12日
NHKラジオ📻
「落合恵子の絵本の時間」
今朝紹介した本📚は
『ぼくは川のように話す』
ジョーダン・スコット/文
シドニー・スミス/絵
原田勝/訳
偕成社/刊https://t.co/8VDeva6bEp
これまでに紹介した本はこちら→https://t.co/rUqR1vyJvd pic.twitter.com/1FcJyMJckd
あのころ、ラジオから流れてくるのと同じ、レモンちゃんの声が、わたしの訳した絵本を、やはりラジオで紹介してくださったのは、感無量でした。
今回、この書店紹介を通じて、今、また書店文化がさまざまな形で発展しようとしていることが感じられ、とてもうれしかったです。Twitterに、いいね、お返事、リツイートしてくださった書店さん、読者のみなさん、ありがとうございました。
以下にご紹介した書店を挙げておきます。
(1)「ちいさいおうち」@長野県松本市
(2)「絵本のこたち」@京都市伏見区
(3)「スロウな本屋」@岡山市
(4)「NENOi」@東京都新宿区西早稲田
(5)「自由港書店」@神戸市須磨区
(6)「ポルべニールブックストア」@神奈川県鎌倉市大船
(7)「トロル」@東京都東村山市
(8)「とほん」@奈良県大和郡山市
(9)「ナツメ書店」@福岡市東区
(10)「本屋ルヌガンガ」@香川県高松市
(11)「子どもの本の店 竹とんぼ」@熊本県阿蘇郡西原村
(12)「わおん書房」@福井市中央一丁目
(13)「レティシア書房」@京都市中京瓦町
(14)「ひるねこBOOKS」@東京都台東区谷中
(15)「庭文庫」@岐阜県恵那市
(16)「Title」@東京都杉並区
(17)「走る本屋さん 高久書店」@静岡県掛川市
(18)「hoka books」@京都市下京区
(19)「プー横丁」@富山市
(20)「クレヨンハウス」@東京都港区
ほかにもたくさんの方が、この本を扱ってくださっています。どうぞこれからも末長くよろしくお願いします。
あ、おかげさまで、今、三刷中です!
(M.H.)