翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

父の誕生日に

 昨日は、京都生まれで本好きの父に、京都の写真集と「BOOKMARK」をプレゼントにもっていきました。

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 大正生まれの父は、先週、92歳の誕生日を迎えました。大きな手術もしましたが、今は藤沢で母とまずまず元気に暮らしています。

 京都で生まれ、京都の会社に就職した父は、転勤してきた神奈川の平塚で母と社内結婚しました。平塚で生まれ育ったわたし自身は、会社に入って配属された愛媛の新居浜(にいはま)で、家内と社内結婚しました。

 新居浜でひらいたわたしの結婚披露宴のスピーチで、父は徴兵されて終戦の日を迎えたのが、まさにこの新居浜の地だったのだ、と明かしました。初めて聞く話にびっくりしたことを憶えています。

 

 土地の縁というのはつくづく不思議なもの。というわけで、わたしは平塚生まれ、本籍は新居浜、墓は京都にあり、今は埼玉暮らしです。朝、父の家に行く前に都内の息子のアパートに寄ってきました。彼はこの先、どこに住むのやら……。

 

 帰り際、脚の運動だと行って、父はマンションの5階からサンダルばきで階段をおり、バス停まで見送ってくれました。やるぜ、Over 90 ! まだまだ大丈夫だ。

(M.H.) 

京都雪景色 (SUIKO BOOKS 168)