翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

読書会『ミス・ビアンカ 1. くらやみ城の冒険』

 今日は川越のイングリッシュブルーベルさんで、児童書の古典を読む会がありました。課題本は『ミス・ビアンカ 1. くらやみ城の冒険』 前回、雪で中止となった分です。

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 なんといっても、ガース・ウィリアムズの絵がいいですねえ。話を聞きながら、ちょろちょろとサインペンで描いたら、意外にうまく描けました。ビアンカ嬢はいい感じ。バーナードがタヌキっぽくなってしまった(>_<)。

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「空色ブックガイド」打ち上げ

 読売新聞の土曜日夕刊に、月いちで連載していた本の紹介コラム、「空色ブックガイド」、紙面刷新に伴い、来週土曜日24日のわたしの担当分が最終回となります。先日、担当の編集者さんお三方、もう一人の執筆者、なかがわちひろさん、イラストの丹地陽子さん、わたしの6人で、ちょっと早い打ち上げをしてきました。楽しかった。

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『ペーパーボーイ』の装画で知った丹地さんのイラストが大好きで、このコラムの話をいただいた時に、即「イラストは丹地さんで!」とお願いしたくらい。上の写真は丹地さんの肉筆画。息子の背中にそっくりで、部屋に飾っています。

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4月2日は国際子どもの本の日

 4月2日はアンデルセンの誕生日であり、「国際子どもの本の日」。ということで、毎年、IBBY(国際児童図書評議会)では、ポスターとリーフレットを作っています。今年はラトビアが担当国だそうで、ポスターアートを同国のレイニス・ペーテルソンスさんが、リーフレットのメッセージを、イネセ・ザンデレさんが担当しています。

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(JBBYのホームページはこちら。http://www.jbby.org/news/index02.html#post-582 )

 

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『生命の灯となる49冊の本』

「生命誌」の研究者(提唱者)でいらっしゃる中村桂子さんが、毎日新聞に書いたものを集めた書評集です。拙訳『ハーレムの闘う本屋』をとりあげてくださいました。

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『生命の灯(ともしび)となる49冊の本』(中村桂子著、青土社、2017年12月刊、1800円) 装幀も素敵です。

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"No!" の訳し方 ── 翻訳勉強会(5−2)

 月に二回の勉強会。今日のところは、何箇所か、どう訳すか、なかなか判断のむずかしい単語がありました。

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 日射しは少し春らしくなりましたが、会場にしている川越の絵本カフェ、「イングリッシュブルーベル」さん 【 Ehon Cafe - English Bluebell  】の壁面は、まだツタの緑だけ。5月にはこれが一面の白いバラの花でおおわれます。

 あ、W400 はバッテリーを替えたおかげで、押しがけの覚悟も不要、快調です。

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目が……

 とうとう、目が悲鳴をあげました。左目がかすむので、眼科へ。目薬で瞳孔を開いて検査。

 先生は「きれいな目です」と、ひとこと。

 そんなこと、角刈りのごつい男の先生に言われても……。このセリフ、前回みてもらった時も言われた気がする。

 

 疲れらしい。

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