今日は川越のイングリッシュブルーベルさんで、児童書の古典を読む会がありました。課題本は『ミス・ビアンカ 1. くらやみ城の冒険』 前回、雪で中止となった分です。
なんといっても、ガース・ウィリアムズの絵がいいですねえ。話を聞きながら、ちょろちょろとサインペンで描いたら、意外にうまく描けました。ビアンカ嬢はいい感じ。バーナードがタヌキっぽくなってしまった(>_<)。
ネズミたちの冒険物語ですが、小学校中高学年あたりでは、ハマる子はハマるんじゃないでしょうか。登場人物(?)は、それぞれキャラが立っているし、渡辺茂男さんの訳文は、少し古い感じもするけれど、でも、それが物語の背景にもマッチしています。
動物たちが主人公の作品は古びないのかな、という意見も出ました。それから、ビアンカのとぼけた上流階級夫人っぽさとか、バーナードの一途さとか、また、それを表現する挿絵の画力もいいですねえ。7巻まであるそうで、ちょっとそこまで読めるかどうか、とも思いますが、読んだ方の話ではおもしろいらしい。岩波の装幀も好評でした。
感想を述べあって一段落したら、皆さん、わたしの絵を見て、今日の出席者を動物にした絵物語を書いてこい、というむちゃぶりが! 「わたしはポチと呼ばれていた」と店主のKさん。じゃあ、犬だな。「わたしはトカゲがいい」と翻訳者のNさん。うーん、なぜ、みずからトカゲ?
いや、描けませんよ。たまたま上の絵はまずまずの出来ですが、お手本がないと描けないのですよ。物語だけなら、そのうちやることなくなったら書くかもしれません。子どものころは時々書いてた記憶があります。だいたい、友だちや先生を登場人物にした、無茶苦茶なストーリーでした。みなさん、期待しないで待っててください。
あ、でも、なんか久しぶりに絵を描いた気がする……。
絵、習おうかな……。
(M.H.)