昨日の朝日新聞朝刊。一面の児童書のサンヤツ広告を見ると、読もうと思って買っておいた原書が、読まないうちに翻訳されていて、その広告が載っていました。岩崎書店から出た『青い目の人形物語』がそれです。原題は "Ship of Dolls" 。
こういうことは、もう何度もあって、そのつど、「原書のセレクトはよかったんだが、すぐに読まなきゃなあ」と思います。
読んでいないので、どうこう言えませんが、この本、アメリカでの書評は好意的でしたし、翻訳は河野万里子さんですし、きっといい本だと思います。
1926年に、平和への願いをこめて、アメリカの子どもたちから、12,000体もの人形が日本に送られたという史実にヒントを得て書かれた作品です。
青い目の人形たちは、戦時中、ひどい目にあったそうですが、果たしてこの本ではどんな物語が……。
(M.H.)