翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

「喫茶店」

 歩いて5分もかからない近所に、昔から変わらず営業している喫茶店があります。飲食店はどんどんつぶれて代わっていくのに、この喫茶店はずっとある。最近は、看板が割れちゃったりして、やめたのかと思ってたら、どっこい営業中。

 ここに引っ越してきて、もうすぐ30年になるのに、入ったことが一度もありません。で、昨日の昼過ぎ、勇を鼓して入ってみました。

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(「喫茶店」には、ビッグコミックオリジナルが置いてあるものだ(きっぱり)。久しぶりに中身を拝見。「釣りバカ日誌」と「風の大地」が、まだ連載されてるなんて、信じられない!!!)

  中は喫茶店でした。って、あたりまえですが、いわゆる、カギカッコつきの「喫茶店」といえる店はどんどん減っていて、そういう喫茶店だったのです。

 

 おそるおそるランチを頼んでみました。トマトソースのチキン……。

 

 ん! おいしい!! わたしと同年輩か少し上と思われる女性が店内で、厨房ではたぶんご主人なんでしょうか、働いている様子。

「夜は何時までやってるんですか?」今度、夕食食べに来ようかと思って尋ねたら、「7時くらいかなあ」と奥さん。

 ふむ……。しかし、ランチと喫茶だけでやっていけるなんて、たぶん、常連さんがついてるんだろうな。じゃ、また、昼に来よう。

 

 

 いろんな意味で、タイムスリップしたみたいでした。

 

(M.H.)