翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

「マチュピチュの頂」から、ロバート・キャパへ

 ネルーダの少年時代を描いた『夢見る人』に収録されていた、ネルーダの詩について教えてもらった松本健二さんに、できた本をお送りしたら、イラスト入りのネルーダの詩集『マチュピチュの頂』をいただきました。ありがとうございました。

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子どもの本の日フェスティバル@ゲートシティ大崎

 今日、明日は、ゲートシティ大崎で、JBBY主催の子どもの本の日フェスティバルが開かれています。ぜひ! 山手線大崎駅おりてすぐです。

 くわしくはこちらを→【 http://jbby.org/news/#post-2508  】

 

 わたしは、明日、24日(日)のイベントで、訳書の紹介をします。申し込み不要ですので、お立ち寄りください!

 

さくまゆみこ「翻訳書ができるまで」+翻訳家によるリレートーク
 12時から13時半
 対象:中学生以上  
 翻訳書のおもしろさ、知らなかった翻訳の裏話など。言語も多彩な翻訳家が一堂に会しおしゃべりします。
出演:愛甲恵子(ペルシャ語)、宇野和美(スペイン語)、大作道子(英語)、神谷丹路(韓国語)、中野怜奈(英語)、野坂悦子(オランダ語)、原田勝(英語)、さくまゆみこ(英語)

(M.H.)

「こんな夜更けに……

 ……バナナかよ」、というわけで(映画は見ていませんが……)、これは土曜日の翻訳フォーラムの時に、エイヴリ宇田川さんからいただいたタイのおみやげ、チョコレートがけドライバナナ。きっと甘いんだろうなあ、と思いながら食べたら、これが甘さ控えめで美味しい!!

 エイヴリさん、ありがとうございました。

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翻訳勉強会@川越(8−1)

 さて、今日から次の課題に入りました。

 課題はロバート・ウェストールの短編、"The Thing Upstairs" です。

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 屋根裏の物音は、戦線から逃げて隠れていたお父さんの立てる音だった、というお話。それを娘のマギーはどう受け止めるのか……? 苦いお話です。でも、やっぱりウェストールいいなあ、ということ。 続きを読む

第一回 JBBY子どもの本の翻訳フォーラム、ご来場御礼

 今日はたくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。時間があれば、いくらでも話せそうな感じでしたね。他の翻訳者の方と、ああして、翻訳の細部について話し合うことは、じつはそれほど機会があるわけではないので、とても刺激になります。

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 3月23・24日にも、大崎のゲートシティホールで、JBBY子どもの本の日フェスティバルが開かれます。角野栄子さんの講演会をはじめ、いろいろな企画があります。科学遊びの時間など親子で楽しめるものもありますよ。

 事前申し込みが必要なものもありますので、こちらを参照願います。
http://jbby.org/news/#post-2508 】

 

 わたしは、24日の12時〜13時半に開かれる「翻訳書ができるまで」というリレートークに出ますが、これは無料・事前登録不要ですので、お立ち寄りください。

『さくまゆみこ「翻訳書ができるまで」+翻訳家リレートーク(愛甲恵子、宇野和美、大作道子、神谷丹路、中野怜奈、野坂悦子、原田勝)』です。

 

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(M.H.)
 

パブロ・ネルーダ『大いなる歌』 

 先日のエントリーで紹介した、拙訳『夢見る人』は、チリの詩人、パブロ・ネルーダの少年時代を、彼の自伝をもとに再構成した本です。巻末にネルーダの詩の英訳が何篇か収録されていたので、その日本語訳にあたって、スペイン語の原典とのチェックをお願いしたのが、この『大いなる歌』の訳者、松本健二さんです。

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『ブライアーヒルの秘密の馬』、見本とどきました!

 こんなことは初めてですが、二日続けて新刊見本がとどきました。

 先日も紹介した、『ブライアーヒル の秘密の馬』(メガン・シェパード作、リーヴァイ・ピンフォールド絵、原田勝・澤田亜沙美訳、小峰書店)です。

 3月2日発売。どうぞよろしく!

 

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