さて、今日から次の課題に入りました。
課題はロバート・ウェストールの短編、"The Thing Upstairs" です。
屋根裏の物音は、戦線から逃げて隠れていたお父さんの立てる音だった、というお話。それを娘のマギーはどう受け止めるのか……? 苦いお話です。でも、やっぱりウェストールいいなあ、ということ。
いいけれど、むずかしい。だから、おもしろくもあります。とりあえず、主人公の視点なのに三人称で描かれています。その処理に迷う感じがみなさんの訳文にありました。だから they がやっかい。「彼ら」「みんな」「自分たち」「生徒」「子どもたち」などなど、文脈によって判断が必要です。でも、今日、それが少し感覚的にわかったと思うので、次回は期待できそうです。
ところで、現在、この川越での翻訳勉強会、空きが2名分ありますので、参加したい方はメールをこのブログのメアドあてにください。
原則月2回、月曜日の午後3時〜5時、川越駅から徒歩10分弱の絵本カフェ、「イングリッシュブルーベル」さんの2階で行なっています。見学もできますので、希望者は、このブログのメアドまでご連絡をお願いします。
数日前の近所の畑。一面にホトケノザのピンクでした。春近し。
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(M.H.)