翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

もう、12月……。

 もう、12月……。びっくりです。 

 レストランのリースが、クリスマスが近いことを知らせています。この店、おいしいんですけど、うちの近所なんで、ここまで来られる方はあまりいらっしゃらないでしょうねえ。月が冴え冴え。

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 とりあえず、今度の土曜日、9日には、日本出版クラブで洋書の森のセミナー、「翻訳を文学にするために ── 視点・文末・人称・省略・語順・リズム」というタイトルでしゃべります。満席という連絡は受けていないので、たぶん、まだ席があると思います。よろしかったら、どうぞ。

【 http://www.shuppan-club.jp/wp/wp-content/uploads/2017/11/1e05e52cd47503644aba590790ec09e7.pdf 】

 

 今年は、『オオカミを森へ』(小峰書店)が出版できました。ほかに、もう2冊翻訳していたのですが、出版は来年になります。楽しみです。

 訳していた時は、一語一語、一文一文考えていたものが、一章一章になり、ゲラになって、つまり一冊になって通し読みをすると、またちがったところに気づきがあって、とても楽しい。まちがいも見つかるので、ヒヤヒヤもしますが、基本、楽しい。 

 

 1冊はカバーも見せてもらいましたが、いやあ、いいイラストです。ぞくぞくします。もう1冊は原稿見直してます。編集のSさん、もう少しお待ちを。でも、こっちも通し読みが楽しい。通して読まないとわからない良さがあります。物語というのは不思議な代物です。

 

 これから年末にかけて忙しいですが、あちこちで人と会えるのがとても楽しみです。

 どうぞよろしく。

 

(M.H.)