昨日、勉強会の会場にしている川越の絵本カフェ「イングリッシュ・ブルーベル」( Ehon Cafe - English Bluebell - )さんへ行くと、お店の前面に咲き誇っていた白いバラは、連日の暑さで散っていました。ああ、もう少し楽しみたかったのに……。
というわけで、花よりダンゴ、お店の前に実っていた野イチゴを摘んで、そのまま口に。ごちそうさまでした。あ、店主のKさんから「食べてみて」と言われたからですよ。
課題の『ペーパーボーイ』は、ようやく主人公が新聞配達を始めるところまで進みました。
● たまには文法的な解説を。
I had been meaning to have it sharpened. は、どう訳すのか、という質問がありました。
「実現しなかった意図や計画、願望など」を表わすのに、mean, intend, wish, hope, expect などを過去完了にして目的語をto不定詞にするか、過去形にして目的語をto have p.p. という完了不定詞にする用法があります。
I had meant to call him. 「彼に電話するつもりだったのだが(できなかった)」
= I meant to have called him. 「 同上 」
ただし、これは口語ではあまり使われないようで、
I meant to call him, but didn't [couldn't]. と言うのがふつうのようです。
上の文は、さらにそれを過去完了進行にしていますね。
I had been meaning to have it sharpened. ( it = the knife )
「ぼくは前からずっと、そのナイフを研いでもらうつもりでいたのだが(研いでもらっていなかった)」 という意味になります。have it sharpened は、have + O + p.p. で、「Oを〜してもらう(〜されてしまう、自分で〜し終える)」ですね。
助動詞の使い方で、I should have finished the work yesterday. 「その仕事は昨日やっておくべきだった」というのがありますが、これとちょっと似ています。
えーと、たぶん、そういうことだと思います。はなはだ自信がありませんが、いちおう受験参考書にはそのように書いてあると思います。もう、あまりこの形式は出題されないようですが、課題にしている作品は、時代設定が1959年ということもあるのでしょう。
W400 がかわいそうなので、せめて、と思って昨日は川越まで乗っていきました。緑が見られて、ちょっぴりうれしそうです。
(M.H.)