翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

ホーム開幕戦、コンビネーションで3得点!

 Jリーグ第2節  3月4日(土)14時〜、@埼スタ

 HOME vs セレッソ大阪 ◯3−1 (武藤、興梠、ラファ)

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 今年はレッズ創設25年目。我が家のサポーター歴はたぶん19年目に入る。開幕戦はよっぽどのことがない限り参戦している。休んだのはこのうち2、3回か。

 3得点はいずれも今年の攻撃の方針を体現したような得点だった。起点となったのは、1点目は遠藤からの縦パス、2点目は武藤の前からの守備、3点目は青木のやはり前からの守備。ACLのソウル戦の5点もそうだが、すべて得点者が異なるという理想的な形だ。

 陽介はまだ怪我が治らず、ボランチは青木と阿部。青木が相変わらず好調。阿部がうしろに控えているので、この日はピッチを縦横無尽に駆け回り、あちこちでボールの回収作業を行ない(家内は「ルンバ青木」と呼んでいる)、かと思えばラファへのラストパス、ペナの中にいることも……。

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 とにかく、出ている選手はみな好調で、見ていておもしろい。ミシャ六年目にして、毎年進化しているのがよくわかる。前からの守備からのショートカウンターが毎試合炸裂、ダイアゴナルな縦パス、裏への浮き球パス、自在なポジションチェンジ。六年前には想像もできなかった絵がピッチ上に描かれている。

 去年まではまだ時折、引いた相手の外側をコの字にボールを回す時間帯があったが、今年はほとんどない。シャドーが引いてボールを受けるシーンも去年より多い気がする。武藤の運動量は半端ない。また、裏やサイドへの長いパスは失敗しても何度もチャレンジしているのはいいと思う。これはインターセプトからの逆襲の危険が少ない。

 唯一の懸念は失点パターンが同じこと。この日は、左コーナーからのニアでのヘディング。マリノス戦の2点目と同じだった。まあ、そこまで望むのは贅沢だろうか。

 

 セレッソは、ユン・ジョンファン監督になって守備の整備から入っていると思うが、4−4−2で引いて守る時間帯が多かったものの、まだフォーメーションを整えるのが精一杯で、連動した守備がなかった。柿谷、杉本の前からの守備はおざなり。中盤のソウザは目立っていたが、ミスも多く、蛍は目立たなかった。清武は欠場だったが、彼がいれば、一人でキープから決定的なパスを出せるので、もう少し危険だったかもしれない。

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 この日は、試合前、南広場で啓太が水内とトークショー。とてもおもしろかった。埼スタで引退試合をやることが決まったそうだ。詳細は未定。

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 埼スタで飲むギネスはうまい。注ぎ方が絶妙。見よ、このグラデーションを!

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(M.H.)