翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

「BOOKMARK」13号

「BOOKMARK」13号を送ってもらいました。

 今回はグラフィックノベル特集「絵+字で、無敵!」

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 今回も、我が家にあった作品は少なくて、そのうちの一冊がこれ。『失われた時を求めて』のコミック版です。ただし、紹介されている祥伝社版ではなく、白夜書房版です。

 これ、以前、白夜書房刊の『風の名前』(パトリック・ロスファス作)をこのブログで紹介したら、当時の担当編集者さんが会いにきてくださって、出たばかりの『失われた時を求めて』を見せてくださったのでした。あんまりきれいな本で、半ば強奪気味にいただいてしまったものです。

 

 あと『MARCH』は全部ありますが、これもいただきもので……。

 

『キリング・アンド・ダイイング』、『かわいい闇』欲しいかも。『ムチャチョ ある少年の革命』も気になる……。うーん、どれも二千円台後半なのね。あ、『キリング……』は三千円超だ。絵が入ると高くなるんだよなあ。うーむ……。悩んだ末に、とりあえず『ムチャチョ』をアマゾンでポチッと。

 

 「BOOKMARK」の送付依頼の方法はこちらにありますよお。

【 金原瑞人オフィシャルホームページ BOOKMARK 】

 

(M.H.)

 

 

第5回日本翻訳大賞、推薦作募集始まりました!

 推薦は1月31日までです。みなさん、お忘れなく!

 今年は、推薦できる作品が、一人一作品にもどったそうです。一昨年(昨年ではなく)の12月1日から昨年の12月31日までの、一年プラス一か月のあいだに刊行された翻訳作品が対象です。

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【 推薦はこちら | 日本翻訳大賞公式HP   】

 

 しかし、この時期が来るたびに、自分がいかに本を読んでいないかを思い知らされます。なにを推薦しようかな……。

 

 最近、選考過程もさることながら、授賞式そのものが楽しみでなりません。ともかく、みなさん、翻訳界を盛り上げましょう!

 

(M.H.)

月刊「みすず」2018年12月号

「みすず」の12月号で、繁内理恵さんが『弟の戦争』(ロバート・ウェストール作、拙訳、1995年、徳間書店)について、「戦争と児童文学5 空爆と暴力と少年たち3」というタイトルの記事で書いていらっしゃいます。とても詳しい分析で、物語の根底にあっただろうウェストールの意図がくっきりと浮かび上がってきます。

 機会がありましたら、「みすず」の記事、ぜひ読んでいただきたい。

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『Amelia』連載始まりました。

 翻訳学校「フェロー・アカデミー」の会報誌『Amelia』に、今月から一年間、連載記事を書くことになりました。どうぞよろしく。

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 わたし自身はバベルで勉強したのですが、通信講座一年、通学講座二年半(だったかな?)のあいだの、言葉には表わしがたい緊張や不安や希望ははっきりと憶えています。少しでも読者のみなさんのお役に立てますように。どうぞよろしく。

 

(M.H.)

 

PS:年末から風邪が抜けません。午後になると発熱、うーむ。ワクチン打ったのにインフルかなあ〜。みなさんも気をつけて。

美しい目次

 あけましておめでとうございます。

 暮れに愛媛の家内の実家に帰省、親戚と会って昨夜もどってきました。途中、京都で父の墓参り。

 今日は駅伝復路を見たり、年賀状の返事を書いたりしていると、ピンポ〜ン!

 

 ゲラが来た……。来るのは知っていたのですが、三が日からと思いながらパラパラめくってみると……。

 

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(京都駅にて)

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この一年、ありがとうございました!

    あとわずかで新年を迎えます。今年は翻訳関係のイベントにもいくつか参加でき、楽しかったし、刺激を受けました。お声をかけてくださった方、話を聞きにきてくださった皆さん、ありがとうございました。

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     訳書は一冊、『ヒトラーと暮らした少年』を出せました。来年は、訳しためた作品が出版されますので、乞うご期待。

    まずは2月に岩波書店より、『夢見る人』がでます。これはチリのノーベル賞詩人、パブロ・ネルーダの自伝を元に、子ども時代のエピソードをアメリカの作家パム・ムニョス・ライアンがアレンジした作品。挿絵は大好きな画家ピーター・シス。この作品は、原作がアメリカで出た時から訳したいと思っていたので、とても楽しい仕事でした。

    ネルーダが緑のインクが好きだったという逸話に因んで、原作は緑色で印刷されていますが、訳書もその予定。巻末には内容に関係があるネルーダの詩もいくつか収録されていますので、どうぞお楽しみに。とても美しい本になると思います。また、のちのネルーダの、詩作や政治活動に通じる熱い思いが感じとれる作品です。詩の翻訳も、難しいけれど楽しい仕事でした。

https://www.amazon.com/gp/aw/d/0439269709/ref=tmm_hrd_title_0?ie=UTF8&qid=1546165479&sr=8-1 

 

    ほかの3冊も、絵本、絵入り、写真入りと、いずれもビジュアルな作品ばかりで、出来上がりがとても楽しみ。

 

 

    来年も、訳書を通じて、また勉強会やセミナーで、たくさんの方と交流ができることを期待しています。どうぞよろしく。

 

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(M.H)

クリスマスの日に

 今年も世界中で宗教や民族のちがいによる対立が続いています。トランプ大統領の就任後、それだけが理由ではありませんが、ますます悪い方向に向かっています。パレスチナの問題は、ホロコーストについての作品を翻訳してきた身としては、今、ユダヤの人たちが同じようなことをパレスチナでしているのを見ると、とても悲しくなります。

 ヨーロッパの移民問題は、日本でも外国人労働者の受け入れ枠拡大の影響で、この国に前から住んでいる人間に直接関わってきます。「労働者」ではなく、やはり「移民」の問題として考えなくてはなりません。安倍政権のこの問題へのアプローチは、どう考えてもおかしい。閣僚や中央省庁の人たちは、一度、どこか外国に一年くらい、一人で働きながら暮らしてみるといいと思います。その人の立場になって考えられない人間が政治を動かしているのがほんとうに怖い。

 シリアで行方不明になった安田純平さんが、先日解放されたことは朗報でした。しかし、政府の冷たい対応や、一部マスコミの心無いバッシングには心が痛みます。ジャーナリズム、ジャーナリストへの理解がなぜこれほど貧弱なのでしょうか。ローラさんの辺野古問題への発言への対応しかり、この国は、自分の意見をはっきりと口にする行為や、事実を公にしようとする人間に対して、いつからこんなに不寛容に、そして臆病になってしまったのでしょうか?

 いろいろなことを自分の問題として考えたいものです。

 今日は、2015年12月25日に「クリスマスの日に」と題してアップした記事を再録します。 ここ三年、同じ記事を再録してきました。

 

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翻訳勉強会、募集状況

 12月4日の投稿で募集した3月からの翻訳勉強会ですが、現勉強会から移行される方と、新たに申し込まれた方で10名となり、とりあえず満席となりました。

 今後、欠員が出たり、定員を増やしたりした場合は本ブログでお知らせしますのでよろしくお願いします。

haradamasaru.hatenablog.com

 

 

 また、移行される方がいらっしゃるので、来年3月から、従来から開いている勉強会に空きが出ます。もし、そちらに出てみたいという方がいらっしゃれば、このブログのメアドにご連絡ください。

 こちらは、原則月2回、月曜日の午後3時〜5時に、川越の絵本カフェ「イングリッシュブルーベル」【 Ehon Cafe - English Bluebell - 】さんで、ひらいています。見学参加もできますので、ご希望の方はメールしてください。

 

 どうぞよろしく。

 

(M.H.)

『オオカミを森へ』読書会

 土曜日、12月8日は、神保町のブックハウスカフェで、拙訳『オオカミを森へ』の読書会がありました。洋書の森「おしゃべりサロン」主催のイベントで、わたしもお招きいただき、20名ほどの方からいろいろな感想が聞けて、とても楽しかったです。参加してくださった方、スタッフのみなさん、ありがとうございました。

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(暖かかった東京ですが、神田界隈の銀杏がようやく鮮やかな黄色に色づき、散っているところでした。)

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