翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

「巨大な……」

 スーパーの酒類の売り場にいくと、なんとなく売れ残っているような気がするので、コロナビールをこないだから買ってきて飲んでいます。さわやかでおいしい。サッカー3位決定戦、メキシコに勝てるかと思って飲んだけど、だめでした……。

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 本題です。

 先日、ある作品を訳していて、原稿を読みなおしていると、やたらに「巨大な……」が出てきました。で、確かめてみると……

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『小さな声、光る棚』

 荻窪の書店「Title」の辻山良雄さんのエッセイ集『小さな声、光る棚』を半分くらいよみました。

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 絵葉書は本と一緒に同封されていたもので、お店の写真ですね。訪ねたことはありませんが、そのうちに行きたい。エッセイはとても心地よい文章ですが、辻山さんの書店に対する思い入れがわかる前半でした。後半、コロナ禍でのこともしっかり読みたい。

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訳書リスト11(51〜55冊目)

 55冊目です。

(55)『ぼくは川のように話す』

 (ジョーダン・スコット文、シドニー・スミス絵、偕成社、2021年7月初版発行、1600円+税)

 "I Talk Like a River", written by Jordan Scott, illustrated by Sydney Smith, 2020

 カナダ・絵本

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〈オビ語録〉

「胸をうつ水と光のイメージ」

「荒井良二さん、みやこしあきこさん、絶賛!」

 

 編集は広松健児さん、タイトル文字は荒井良二さん、ブックデザインはアルビレオさん、印刷は小宮山印刷(株)、製本は大村製本(株)、版権手続は日本ユニエージェンシーの小山猛さんです。

 みなさん、ありがとうございました!

 

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桂川潤さんのご冥福をお祈りします。

 数々のすばらしい書籍の装幀を手がけてきた、装幀家の桂川潤さんがお亡くなりになったそうです。62歳でした。まだお若かったんですね。ついこのあいだまで、twitterに投稿されていたのに。

 装幀の仕事はすごく興味があって、このブログでも何度か取り上げてきました。桂川さんとはお会いする機会がないままでしたが、わたしの訳本では『ハーレムの闘う本屋』の装幀が桂川さんでした。ありがとうございました。

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キャスパー・ユンカー、すごい!

「すごい!」は語彙の貧弱さを表わす代名詞ですが、デンマークから来た助っ人、キャスパー・ユンカー、すごいです。スピード、シュートテクニック、ヴィジュアル(笑)、三拍子そろってる。

 

 前回の浦和レッズ関連記事を書いてから、その後の我が家の出勤状況は……。

 

 4月25日(日) リーグ戦第11節 ◯3−2 vs 大分トリニータ (1万人)

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