翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

『ぼくは川のように話す』新聞書評

  訳書『ぼくは川のように話す』、朝日新聞、東京新聞、中日新聞の書評でとりあげていただきました。ありがとうございます! 

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 東京新聞・中日新聞「公開選書」では、Titleの辻山さんが

「生きる根っこをまっすぐに捉えた、胸に迫る絵本です。」

と書いてくださいました。

 

 朝日新聞の「好書好日」(紙版では「子どもの本棚」)では、広松由希子さんがとりあげてくださいました。

「少年の心の揺れを内側から見せる斬新な絵と、詩人の実体験が生んだ切実な言葉がひとつになった絵本だ。」

book.asahi.com

 

 どちらもうれしい言葉です。ほかにも、たくさんの方が、SNSのあちこちで感想をあげてくださっています。ときどき、(当然ですが)訳者が気づいてなかった読み方をされていて、はっとします。絵と言葉が、いろいろな感情や思考のきっかけになる、その橋渡しに関われて訳者としてはとても幸せです。

 

(M.H.)