先日のエントリーで紹介した『帰命寺横丁の夏』の原作者、柏葉幸子さんと、この作品を英語に翻訳した Avery Fischer Udagawa さんの対談が、YouTubeで聴けます(見られます)。Japan Foundationの企画です。司会は JBBY の会長、さくまゆみこさん。とても興味深いお話でした。
日英翻訳の難しさ、とくに擬音の問題や、風俗習慣の問題、また、エイヴリさんがなぜこの作品を翻訳しようと思ったのか、佐竹美保さんのイラストレーションの力の話など、聞きどころいっぱいです。柏葉さんの遠野の話も意外で、興味深かった。
対談は柏葉さんとさくまさんは日本語で(英語字幕つき)、エイヴリさんは英語で(字幕なし)お話されています。でもエイヴリさんの英語はとても聞きとりやすいです。いつもどおり笑顔が素敵。ほんとうに楽しそうに翻訳・文学のお話をされる方です。さくまさんの司会・質問ぶりはさすがの安定感。
翻訳に関心のある方はぜひ!
あ、全国書店紹介は今日はお休みですが、もう少し続ける予定です。乞うご期待。記事を読んでメール・twitterフォローしてくださった各書店さん、ありがとうございます!
(M.H.)