若葉のころ、と書いたとたん、ふいに『小さな恋のメロディ』の主題歌、ビー・ジーズの「若葉のころ」が耳の奥に流れてきてびっくりしました。思わず YouTube で映像を見て曲を聴いたら、涙が出そうに……。あのころは、トレイシー・ハイドは、なんでマーク・レスターみたいなふにゃふにゃした男の子を好きになるんだよ、と思ったものですが(笑)、今見ると二人ともかわいらしい。
と、ここまで書いておいて、ツイッターをちらりと見たら、なんという偶然! 金原先生が試写会で台湾映画『若葉のころ』を見たとつぶやいていらっしゃいました。5月28日公開らしい。予告編を見てみると、ビー・ジーズの「若葉のころ」にスローモーションの映像がかぶってくる。これぞ鉄板の組み合わせ。しかも主演女優がかわいい。うーん、これはずるい。見るしかないか。
台湾の作品『歩道橋の魔術師』は、日本翻訳大賞の二次選考に残りましたし、本屋大賞の翻訳部門でも第3位。ちょっと前では、直木賞をとった『流』も台湾が舞台ですよね。台湾、来てます。いや、わたしが気づいたのが遅いだけで、ずいぶん前から来てる気もしますが。
タイトルを「若葉のころ」にしたのは、ほんとに若葉の写真を載せたかったからで、決して逆ではありません。家の前の公園でおととい撮影。
ケヤキ(欅)。うしろの登り棒みたいな物体は、枝を切られてしまったメタセコイア。かわいそうだなあ。まあ、あんまり大きくなりすぎると、いろいろ面倒なのでしょうが……。
樹形が好きなユリノキ(百合の木)。これから花も楽しめます。
クスノキ(楠)の若葉。赤いのは古い葉の紅葉かと。
若葉のころ、です、ハイ。
(M.H.)